失恋直後はきっとこの主人公も深く落ち込んでいたのでしょう。

でも、色々と乗り越えてようやく1人でも平気になってきた。

そんな様子がこの部分の歌詞から読み取れます。

大好きな人とは遠く離れてしまったけど、たくましく生きているのでしょうね。

とはいえ、まだ心のどこかで未練も少し残っているのかもしれません。

僅かな希望を抱いている主人公

空は 空は 繋がってるからどんなことも乗り越えられる
いつか いつか 会いにゆけたら
君とシャボン玉を飛ばそう

出典: シャボン玉Days/作詞:太志 作曲:太志・大介

この主人公と大好きな人は、距離の離れた場所に住んでいるのでしょう。

もしかしたら、どちらかが遠くに引っ越すことが原因で別れたのかも!?

そんな深読みをすることもできますね。

大好きな人に気軽に会いに行けるような状況ではなくなってしまった主人公。

しかし、この時点では「いつか会いにゆけたら」という僅かな希望を抱いています。

時間が経てば再び距離を縮められる日が来るかも!と期待しているのかもしれませんね。

2番~ラストの歌詞

大好きな人の近況が気になる主人公

Have a nice life.と一言を書いて紙飛行機で飛ばす
聞きたいことは沢山あるんだよ 気になるんだよ
涙はもう乾きましたか? 笑顔は取り戻せましたか?
とりあえず その二つにYesとどうかどうか答えてよ

出典: シャボン玉Days/作詞:太志 作曲:太志・大介

「Have a nice life」とは「良い人生を」という意味です。

離れ離れの状態で生きることになった2人。

相手のことが大好きなのに近況さえも分からない状況にあることが読み取れます。

別れた後、相手が落ち込まずに元気にやっているかどうか心配な主人公。

"生き生きと毎日を暮らしてほしい"という主人公なりの優しい気持ちが表れていますね。

自分の近況を伝える主人公

僕の方はあの日の僕とうって変わって前向きなBoy
風に吹かれてお日様の下で汗を流しているよ
座右の銘も変わったよ
「元気があれば何でも…」ってのに変わったよ
もう君のこと思い出しても切なくはない

出典: シャボン玉Days/作詞:太志 作曲:太志・大介

そして次に、自分の近況について主人公は語りだします。

「あの日」というのは恐らく大好きな人と別れた日のことでしょう。

別れのショックが大きかった当時の自分はもういない。

それどころか元気いっぱいに毎日過ごしているということを相手に伝えていますね。

大好きな人と別れてから、座右の銘を変えた主人公。

きっと失恋を経験をしてどん底を味わったからこそ、このような座右の銘に変わったのでしょう。

だからこの主人公は、相手が元気でやっているのか気になってしょうがないのだと思います。

かなり遠く離れた場所で暮らす2人

桜の花びらが君の空を舞う頃
僕は遠い場所から祈ってる 君が幸せであるようにと

出典: シャボン玉Days/作詞:太志 作曲:太志・大介

この歌詞を読むと、主人公と大好きな人はかなり離れた場所にいるのではないかと読み取れます。

相手の住んでいる場所と主人公の住んでいる場所は、桜の花びらが舞う時期が違う。

だからこのような書き方をしているのではないかと推測できます。

もし、桜の花びらが舞う時期が同じであるのなら「今頃」という言葉で表現できますからね。

同じ国内に住んでいたとしても、電車や新幹線ですぐに行けるような距離ではなさそうです。

大好きな人が結婚することになった

僕の元に一通の手紙が届いた
「結婚することになりました」っていう内容の手紙
切なくないよ 別に切なくないよ
もう何とも思ってない
なんて言い聞かせてる僕がいる

出典: シャボン玉Days/作詞:太志 作曲:太志・大介

ここで、主人公にとって悲しい知らせが入ります。

なんと、大好きな人が違う人と結婚することになったのです。

「いつか会いにゆけたら」という僅かな希望はこの知らせによって粉々になったことでしょう。

でも、わざわざ結婚の知らせが本人から来るということはたまに連絡し合っていた仲なのかも!?

別れてからある程度時間が経った今、切ない気持ちなんてない!と強がる主人公。

でも、それは本心ではなくただの強がりだということに自分でも気づいています。