「蛍」について

【蛍/三代目 J Soul Brothers】蛍が綺麗な水しか飲まないように…意味が深い歌詞を全解釈の画像

「FUTURE」に収録

「蛍」は2018年6月に発売された三代目J Soul BrothersのアルバムFUTURE」に収録されています。

「FUTURE」に収録された「」と「恋と愛」の切ないバラード曲にファンは大喜び。

三代目J Solu Brothersの切ないバラード曲が好きすぎて困っているというファンは多いのです。

なぜかというと、もちろんヴォーカル2人の美声と色気を堪能できるからですが、それだけではありません。

パフォーマー5人もまた、ちょっとした指先の動きにさえ色気がただ漏れなんです。

筆者のように、その色気に完全に心を奪われてしまった女性ファンはかなり多いことでしょう。

そして、この「FUTURE」には更に嬉しい事にヴォーカルの登坂と今市、それぞれのソロ曲を収録したディスクも合わせての3枚組になっています。

まだ買っていないという方でアルバムの内容が気になった方は、ぜひ、こちらでご確認ください。

Amazon.co.jp 公式サイト。お急ぎ便ご利用で当日・翌日にお届け。アマゾンで本, 日用品, ファッション, 食品, ベビー用品, カー用品ほか一億種の商品をいつでもお安く。通常配送無料(一部を除く)

蛍が綺麗な水しか飲まないように…

「恋と愛」の数年前を描いた歌詞

出会って幸せ絶頂の恋人同士のストーリーが「蛍」で描かれ、「蛍」の数年後のストーリーが「恋と愛」で表現された内容となっている

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/FUTURE_(三代目_J_Soul_Brothers_from_EXILE_TRIBEのアルバム)

「蛍」の歌詞では、美しい情景を描きながら同時に男性目線で女性への狂おしいほどの恋心が表現されています。

しかし、この数年後には別れをテーマにした「恋と愛」の歌詞のようになってしまいます。

悲しいことに、人の心って変わってしまうのですね。

しかし、筆者は思います。

ひとつの恋が始まり、それが別れという結末にたどり着いたとしても、恋の始まりにあった想いは本物だったのではないでしょうか?

「蛍」では、人に恋焦がれる気持ちを蛍にたとえています。

蛍は綺麗な水のある場所でしか生きることができません。

同じように人の恋もまた綺麗な心の中で生まれ、綺麗な心の中でしか存在できないのでしょう。

いつか終わりを迎える運命の恋。

しかし、あの日確かにそこにあり輝きを放った真実の恋を描いた「蛍」の美しい歌詞をお楽しみください。

「蛍」の歌詞

それでは「蛍」の歌詞を解釈していきます。

解釈の仕方は人それぞれだと思います。

筆者の解釈を「こういうとらえ方もあるんだ」と楽しんでいただけたらと思います。

この恋がいつか愛になりますように、そう願った

そこには恋があった

見たことのないものを見たいの…と 君が言って
街灯ひとつもない 夜を探しに来た

まだ恋が足りないから 想いのすべてを伝えたいよ
まだ愛にはならないなら 今以上抱きしめるよ

出典: 蛍/作詞:小竹正人 作曲:春川仁志 Safari Natsukawa

「見たことのないものを見たい」彼女のこの言葉、どういう意味だと思いますか?

ただ単に「珍しいものを見たい」ではなくて「人生で初めてのことをあなたと経験したい」そんな想いが込められていたのではないでしょうか?

その言葉を受けて彼は「蛍」を見せたいと考えました。

街灯ひとつもない真っ暗な場所、

二人の間には確かな恋が生れ育っていこうとしています。

特に彼は、自分の想いをもっと伝えたい、彼女を抱きしめたい、彼女を恋する気持ちがどんどんと高まっているようです。

蛍の飛び交う様は宇宙のよう

蛍が飛んで きらきら光る
満天の星たちが舞い降りたように
蛍はまるで 小さな宇宙
夏の入り口を漂う 揺れて瞬(またた)いて

出典: 蛍/作詞:小竹正人 作曲:春川仁志 Safari Natsukawa

歌詞のこの部分では蛍の飛び交う様の美しさを宇宙にたとえて表現しています。

実は筆者はド田舎に住んでいるので、家から5分も歩けば100匹以上の蛍が飛び交う川があります。

そのため蛍が飛び交う様子は何度も見ていますが、あの美しさには本当に心を奪われます。

オスの蛍の小さな光がすーと、またときにはふわ~と、動いてはふっと消える。

また草むらではメスの蛍の光が優しい点滅を繰り返しています。

真っ暗闇の中、蛍のオスとメスはお互いの光を頼りに運命の出会いを見つけます。

そんな儚い光があちらこちらで点いたり消えたりを繰り返す様を見ていると、まさに宇宙空間を漂っているかのような心地です。

そんな美しくロマンチックな場所にいる二人の心には、蛍の光のような淡く頼りない恋心が生れ育っていく、そんな予感がします。