「JOYしたいキモチ」はお祝いソング
音楽性に変化!?
アクロバットで有名なA.B.C-Z。
ジャニーズの中でも特に元気いっぱいなイメージです。
そんなA.B.C-Zのデビュー後しばらくはアクロバット重視で曲選び。
しかし、最近はミドルテンポあり、耳ざわりの良いポップスありと多彩に。
その音楽性の幅が広がっています。
そして2018年8月29日。
A.B.C-Zの結成10周年記念ソングとしてリリースされた「JOYしたいキモチ」。
タイトルから分かるようにとにかく楽しく盛り上がる曲です。
結成10周年のお祝いにもぴったりの名曲。
その楽しさはCDの宣伝用に作られているスポット映像にも凝縮あしています。
たったの60秒間のA.B.C-Zを観て聴くだけでこちらまで元気になれます!
スポット映像での歌声面
ソロに注目
「JOYしたいキモチ」はいきなりサビから始まります。
王道のアイドルソング構成です。
ところがスポット映像は大サビ前にある橋本良亮のソロからスタート。
ほぼアカペラの部分をスポット映像の切り口に持ってくる手腕。
なかなか大胆です。
それだけ橋本良亮の歌声には存在感があります。
歌い回しから息づかいまで含め人を惹きつける歌唱力があるといえるでしょう。
そして5人の個性が光るフレーズ。
そして橋本良亮のソロをきっかけに画面が一変します。
ぱっと世界が輝き大サビに突入します。
真似しやすいダンスも特徴的でメンバー全員がキラキラの笑顔です。
ザ・アイドルなA.B.C-Zを楽しめるナンバーです。
スポット映像でのビジュアル面
舞台はオフィス
スポット映像の冒頭はサラリーマン風の5人がクールに近づいてきます。
スーツ姿は個性が出ていて、どれもカッコいい。
5人とも姿勢がよく、ナチュラルでさわやかな雰囲気。
スーツ姿が本当によく似合います。
続いて書類の山が崩れ、上から降ってくる大量の紙にまみれる5人。
本当に会社のワンシーンを見ているようです。
A.B.C-Zを身近に感じることができます。
両手を広げて降ってくる紙をキャッチできそうな河合郁人。
お茶目でありつつも頼もしい。
”こんな上司がいたらいいな”と思わせる存在です。
そのあとに出てくる置き時計のドアップ。
時刻は午後5時!
つまり、アフターファイブの始まりです。
東アフリカの生地を使用
オフィスの色彩は見事に変化。
天井の蛍光灯がカラフルになり衣装はド派手に。
全員が満面の笑みになります。
メンバーカラーを基調とした奇抜な色合い。
そして、インパクトのある柄はカンガ布という生地です。
カンガ布とは東アフリカの女性たちが着用しているコットン。
平たくいうとプリント布のことです。
メンバーによると「この生地は軽くて踊りやすい」とのことです。
派手なチェンジ
スーツ姿から柄のド派手な衣装に変身する。
この振り幅がすごいです。
どちらのスタイルも完璧に着こなしているA.B.C-Z。
うっとりします。
いかにもステージ映えしそうな衣装に身を包み、華麗に踊りだす5人。
けれども、場所はまだオフィスの中。
オフィス内でも午後5時を過ぎれば自分の時間。
だから思いっきり楽しめばいい。
そんな気分になれる楽しい映像です。
特にOLさんやサラリーマンには共感できる部分もあるでしょう。