関ジャニ∞の基本の「キ」
全員が関西出身、関西ジャニーズjr.出身のメンバーで構成された「関ジャニ∞(エイト)」。
2004年「浪花いろは節」で関西限定CDデビューを飾ります。
そしてリリースから約1か月後に、この曲で全国デビューも果たしました。
今の活躍を見ると、順風満帆にアイドル街道を歩いてきたように思えますが、実は苦労人グループなんです。
同時期にデビューをした「嵐」や「KAT-TUN」は大々的にデビューイベントを行ったのに対し、関ジャニ∞はレコーディング会社のビルの屋上、しかも演歌で関西限定発売、なかなかのスタートです。
しかしめげないのが関西魂。
コンサートチケットが売れなくても、関西色の強い歌ばかりでもめげません。
そこから関ジャニ∞の快進撃が始まります。
楽器を手に取ったきっかけ
もともと音楽好きのメンバーばかりでしたが、本格的に「バンド」としてやっていこうと決めたのにはある「決意」がありました。
これは過去に放送された「SONGS」で話していたのですが、関西出身のジャニーズとして関西色の強いコミックソングばかりではなく、大阪だけじゃない歌が歌いたい。
そう思った時に自分たちの武器となったのが「楽器」だったようです。
もはや、ミュージシャン
楽器演奏だけでなく、作詞作曲までできてしまうのです。
2017年9月に発売されたマキシシングル「奇跡の人」に収録されている「コーヒーブレイク」は渋谷すばるが作詞作曲したものです。
その他のメンバーも負けていません。
「∞」に込められた意味
関西ジャニーズjr.の1期性をメインに構成された関ジャニ∞。
では「∞」にはどのような意味が込められているのでしょうか。
関西テレビで放送されていた「J3KANSAI」という番組内で結成された8人組が関ジャニ∞のルーツ、関西テレビのチャンネル番号「8」とメンバーの人数を意味する「8」を横に倒し、「無限大の可能性」という意味を込めています。
個性豊かなメンバーたち
横山裕 ~パーカッション トランペット~
中学三年生の時に母親が履歴書をジャニーズ事務所にに送ったことがきっかけで、ジャニーズ入りを果たした横山裕。
実はジャニーズjr.として活動する傍ら、高校へは行かずに建設事務所で勤務していました。
その後ジャニーズの仕事が忙しくなるまでは二足のわらじを履きこなし、建設現場での働きも認められていました。
2015年にはテレビ番組で大倉と共に高等学校卒業課程認定試験を受け、見事合格しています。
何事にも一生懸命な姿は今の横山君に通じるところがありますね。
渋谷すばる ~メインボーカル ギター ブルースハープ~
なんと母親にお小遣いで釣られてジャニーズ事務所のオーディションを受けに行き見事合格、その日に丸山隆平と共に雑誌の取材を受けるという超絶スピードデビューを果たしています。
すばる君と言えばなんといってもあの「歌声」。
大き目のビブラートが関ジャニの元気いっぱいのバンドメロディに乗ると、相乗効果でその魅力は大爆発、心揺さぶられるステージの出来上がりです。
2015年には映画「味園ユニバース」にて主演を果たし、第19回ファンタジア国際映画祭 最優秀主演男優賞も受賞しています。
下ネタ好きで「18禁」アイドルなんて呼ばれることもありますが、歌手としても俳優としても魅力たっぷりの姿にファンはメロメロになっています。
村上信五 ~キーボード~
中学三年生の時に部活を引退したタイミングでクラスメイトと共にオーディションを受け、合格。
その際の審査委員にはなんとタッキーがいたというからまた驚き。
オーディション後すぐにKinki Kidsのクリスマスライブに横山と渋谷と参加し、のちにこの3人が関西ジュニアの中心メンバーとして活躍します。
村上君と言えばやはり「司会もこなすアイドル」。
今や「ポスト中居正広」と呼ばれるまでになりました。