孤高のX JAPAN

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X JAPAN。彼らについて思い浮かべる言葉は、ただ一つ、それだけです。

もはやどんなバンドかという説明も、但し書きも必要はないでしょう。

ジャンルも何もかも飛び越え、彼らはX JAPAN。そうとしか表現のしようもない唯一で孤高の存在といえるのではないでしょうか。

小学生でバンド結成!

音楽性はもちろんのこと、そのルックスやスタンスでも後のアーティストに大きな影響を及ぼしたX JAPANは、1977年にToshiとYOSHIKIの2人でX JAPANも元になったといえるバンドを結成。

なんとこの当時2人は小学校6年生だったということ。

その後高校生になり、1982年にXを結成。当時はカタカナ表記で”エックス”だったといいます。ちなみに現在のバンド名、X JAPANには1992年に改名しています。

この時にはすでに未完成ながらも、後に1stシングルとなる「I'LL KILL YOU」が演奏されていたというのですから、すごいですね。

この曲は、X(現在のX JAPAN)の初のオリジナル曲となりました。

1989年にメジャーデビュー。

デビューアルバム『BLUE BLOOD』はオリコン初登場6位と大ヒットを記録。

1990年には自身初となる武道館でのライブを行うなど、順調な滑り出しのようでしたが、バンドは次第に様々な問題を抱えるようになります。

メンバーの脱退、YOSHIKIの健康問題、レコーディングの長期化、それによって引き起こされる資金難……。

ついに1997年、結成メンバーでヴォーカルのToshiの脱退が発表され、そのまま解散に至りました。

メンバーの死、YOSHIKIの健康問題……

突然だったHIDEの死

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Toshi以外のメンバーが再結成を前提としつつもソロ活動を展開させる中、HIDEの死という悲しい出来事が起こります。

もうオリジナルメンバーでの再結成は不可能となってしまいました。

公私ともに信頼関係を築いていたというHIDEの死がYOSHIKIにもたらしたショックは相当大きいものだったらしく、YOSHIKIは活動の拠点をアメリカに移してしまいます。

再結成、そしてSUGIZOの加入

年月を経て2007年、ファンが待ち望んでいた再結成が実現します。

2009年にはSUGIZOが正式加入、2010年から2011年にかけてワールドツアーを敢行。

その後もウェンブリーアリーナやマディソン・スクエア・ガーデンなどの名会場で公演を行い、問題なく活動を展開しているように思えましたが、YOSHIKIの健康状態は悪化していました。

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2017年5月に頸椎椎間孔狭窄症の緊急手術を行い、無事手術は成功しましたが、7月に控える”X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X”の公演日が近づいていました。

開催が危ぶまれたこのジャパンツアーは、スタイルを変えての公演開催がアナウンスされました。

なんとYOSHIKIのドラムを封印、全編アコースティックでの開催となったのです。

ツアー名も”X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X Acoustic Special Miracle~奇跡の夜~6DAYS”と変更されました。

全曲アコースティックセットでツアーを敢行

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X JAPAN史上初の試み、そして不完全な状態のYOSHIKIのコンディション。

このツアーの初日が術後初のパフォーマンスということもあり、さすがのYOSHIKIも、不安を隠せなかったといいます。

ところがいざ開催されてみれば、セットリストの完成度の高さや、アコースティックで初めて分かったX JAPANの曲の美しさ、演奏スタイルは違っても変わらないその魂。

それらすべてがファンにも驚きと、喜びをもって受け入れられ、ツアーは大盛況のまま幕を下ろしました。

ツアー最終日のラストを飾った「ENDLESS RAIN」

最終日、横浜アリーナではアンコールの最後に、このツアーでラストの曲となる「ENDLESS RAIN」を演奏するYOSHIKIの目には涙が見られました。

このツアーを支えてくれたスタッフやメンバー、そして何があっても自分たちを温かく迎え入れてくれるファンに対しての感謝、そして感動の涙だったでしょう。

ここまで来たYOSHIKIの自身の体の辛さも相当のものがあったはずです。

それらすべてが、ついにファイナルを迎え、張りつめていた糸が切れたようにYOSHIKIの琴線を揺さぶったのではないでしょうか。

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「ENDLESS RAIN」の歌詞を紹介