【スリラ/女王蜂】MVでメンバーが○○に？！歌詞を徹底解釈！コード譜＆カラオケで上手く歌うコツあり♪

2011年のデビュー以来、独特の詞の世界とサウンドでファンを魅了している女王蜂。

女王蜂は現在放送中のアニメ、「東京喰種トーキョーグール:re」のエンディング曲も担当していますよね。　

今回は、そんな女王蜂の魅力が詰まった楽曲 「スリラ」を、MV含め徹底解釈したいと思います！

「スリラ」の作詞作曲は、ヴォーカルのアヴちゃんこと薔薇園アヴさんが担当しています。

女王蜂は、漢字の音読みを組み合わせた歌詞が本当に独特です。

注意して聞かないと何と歌っているのか分からない部分もあるのですが、それがむしろ外国語のような響きになり、不思議な魅力と勢いを楽曲に与えています。

音に言葉を乗せるという点で、アヴちゃんは非凡な才能をお持ちなのでしょう！

楽曲にも増して、インパクト大なのがMV！

オープニングは、一見すると中国の寺院のようです。

でも妖艶なメイクや衣装のアヴちゃんが現れると、タイともインドネシアともべトナムともとれる無国籍な雰囲気に。

ちなみにメンバーのイエローの衣装は、孫悟空をイメージしていてます。

そしてストーリーは、孫悟空に扮したメンバーがキョンシーに襲われ、全員がキョンシーになってしまうという！不思議な展開になっています。

下手をすると支離滅裂で収拾がつかなくなりそうな設定ですね。

でも、アヴちゃんや楽曲の魅力と合わさって収まるべき所に帰結するのがすごい所！

MVに登場するキョンシーは、おなじみの白塗りメイクに黄色いお札もちゃんと額に貼っていますが、ダンスがキレキレです！

ここで、「スリラ」の歌詞とコードを詳しく見ていきましょう。

転調が多いので一見難しそうですが、割とシンプルな構成になっていますよ。

安全が保証されない、けれどそのスリルに惹かれる「夜の外出」に出かける主人公。

でも内心、少し緊張している感じが伝わりますね。

明るいポップな曲に聴こえますが、実は導入部は全てマイナーコードです。

このコードが、主人公の緊張を表しているのかもしれません。

Aメロは、同じコード進行でもう1セット続きます。

D♭mとA♭mを押さえられれば、Aメロはクリアできます！ 

変わり映えしない毎日を捨てて、スリルを求め気持ちが高ぶる主人公。

「リズミカルな内心」という言葉から、やはりドキドキしているのが伝わります。

朝まで何があっても帰らないと決めたようで、ちょっと無鉄砲な感じがするけど、どこか楽しそうですね。

Aメロはサビに続く最後の部分だけ、少しコード進行が変わりますのでチェックしましょう！

CmとB♭mが出てきます。

コードは、AメロのD♭mに代わって、サビではB♭mが多く使われます。

サビの歌詞は典型的なカタカナ英語ですが、英語の正確さより言葉のノリを優先して楽しみましょう。