ReN【Shake Your Body】歌詞を和訳＆解説！流した涙を忘れる方法とは？信じる道を進もう

無名の状態からデビューして1年でONE OK ROCKとの共演を果たし、さらには憧れだったエド・シーランとの対談まで実現させてしまったReN。

まさに絵にかいたようなサクセスストーリーですが、過酷なライブスケジュールをたった一人でこなしていく彼の音楽に向き合うストイックな姿勢を目の当たりにしていれば、結果が付いてくるのは必然でした。

そんな彼もデビューから早3年。

着実に人気を博しつつあるのですが、増えていきつつあるファンへのサービス精神の表れとでも言いましょうか。

2018年12月24日のクリスマスイブに、新曲「Fallin」のクリスマスバージョンのMVを発表。

そして8月15日にリリースされた1stEP「存在証明」に収録されていた人気曲「Shake Your Body」のMVも同時に公開となりました！

新曲に胸躍らせた人が多数いることはもちろんですが、リリースされて数ヶ月の「Shake Your Body」にしても現在進行形でヘビロテになっていた方も多いのではないでしょうか。

それを見計らったかのようなMV公開はまさにクリスマスプレゼントといったところですね。

ディレクションを担当したのは「Life Saver」のMVも手掛けた東市篤憲監督。

演出は楽曲を演奏するReNをメインに、ネオンのようなカラフルなエフェクトが彩るというもの。

夜の都会を表したような洗練された楽曲にハイセンスな映像が絶妙にマッチしています。

シンプルな演出でMVが完結しているのも、ReNの端正なルックスがあってこそですね！

ダンサブルな楽曲はもちろん、歌いまわしのかっこよさを取っても日本人離れしたものを感じさせるReN。

日本語は英語に比べてリズミカルにしにくい側面があるはずですが、彼の楽曲は見事に英語に日本語が馴染んでいます。

楽曲に対して多くの人が抱くのはきっと「クール」というイメージ。

しかしこの「Shake Your Body」という楽曲、聴いた感じはクールでも込められたメッセージはめちゃくちゃ熱いんです！

その内容は「今日が最後の一日のように、この瞬間を全力で生きるんだ」というもの。

ストイックに音楽と向き合って来たReN自身を体現しているのではないかと思わされる内容ですね。

ここからはそのメッセージに迫るべく、この曲の歌詞を和訳しながら解釈していきましょう！

「身体を振って

身体を動かして

身体を揺らして

今日が君にとって最後の日であるかのように」

英語部分はまるでダンスホールにいるときのように、身体を揺らすことを促してくる歌詞になっています。

いかしここでいう「身体を揺らして」は「全身で今を感じるんだ」ということを表現したもの。

今日が人生最後の日だと言われたら、今という時間は何よりかけがえのない時間となるのではないでしょうか。

そして人生が今日終わってしまうとして何に対して後悔するかと言えば、自分から動かなかったことでしょう。

今というかけがえのない時間を全身で感じながら、後悔のないよう自ら動いて切り拓いていく。

いつ終わりがやって来るかなんて誰にもわからないことです。

ならば今日がその日だと思って生きるべきだと、ReNは言いたいのではないでしょうか。

「明日のことなんて忘れてしまえ。それが俺のショータイムだ」

先を見据えて行動することも必要ですが、先のことばかりを憂いて今をおろそかにするのは本末転倒です。

今があっての明日。今に懸命になれない人が、明日懸命になれるとは考えにくいですね。

ショータイムとはよく言ったもの。

訪れるかわからない未来ではなく、今こそが自分の見せ場なのです。

その見せ場はいつ終わってしまうかわからないのに、周りの目を気にしている時間などありませんね。