【サザンオールスターズ/イヤな事だらけの世の中で】ドラマ「流星ワゴン」主題歌を歌詞解説☆古語が素敵！

生きるのが辛い。

それは坂道を登るような、向かい風に立ち向かうようなもの。

ここは、生きとし生けるもの一般に通用する心理ではないでしょうか。

懐かしい思い出が、酔うと蘇ります。

それは、辛い思い出、それとも楽しかった思い出でしょうか。

おそらく両方だと思います。

だからやりきれないのです。

この歌詞には、とにかく「和」が溢れていますね。

「桑田」自身から「和が好き」だという趣旨の発言もありました。

アルバム「葡萄」には日本語歌詞が目立ちます。

ロックを追求する日本人アーティストには、「洋楽の真似事」から脱却したいというテーマが付きまとうように思える所があります（あくまで個人的意見です）。

そういった迷いに対する「桑田」からの一つの答えなのかもしれません。

やや大げさな解釈ですが。

歌詞の意味を考える時に感じた事があります。

それは、この歌詞には活字だけでも味わいが感じられる事でした。

日本ならではの美意識に酔う事ができました。 

この曲はオルゴールによるカバーが目立ちます。

早くも定番曲としての地位を築いたのでしょうか、単にメロディーに対する評価が高いというのでしょうか。

いずれにしても、これを書いた「桑田」に感謝です。

ここまで読んで下さった読者の皆様にも感謝です。

 さて、そんな「サザン」をもっと楽しみたいアナタに下記リンクはいかがでしょうか。