「乱躁滅裂ガール/れるりりfeat 初音ミク&GUMI」の過激な歌詞の秘密とは？収録CD情報アリ♪

黄色い線と言えば駅のホームです。しかし外側という事は、ホームの向こう側、つまり線路を表しているのでしょうか…？

「新宿西口～」ではまた男性と関係を持っていることが伺えます。

しかしその相手は彼氏のように特別な存在ではなく、新宿西口のように沢山の人が行きかう場所で適当に見つけた一夜限りの相手でしょう。

この曲の主人公にとってはもはや、関係を持つ男性＝コピー＆ペーストしたようにみんな判で押したような存在でしかありません。

「ガードレールに切り裂かれて」というのは比喩で、これはカッターでリストカットをしている描写ではないかと思えます。

「ぬるい体液」というのも、生ぬるい温度を持った血液のことでしょう。

「死にたい」という言葉からも、この曲の主人公が死にたい思いで手首を切っていることがわかります。

それでも死にきれず、見失ってしまった自分自身を探しているような描写が悲しいです。

「私の人生買いませんか？」と問いかけるのは、私自身を買ってくださいと頼んでいるように聞こえます。

しかし本当は体を買って欲しいのではなく、本当に自分を愛してくれる存在が欲しいのではないでしょうか…？

「子宮の中の～」という歌詞から、主人公は妊娠してしまったのではないかと伺えます。

しかし何人もの男性と関係を持っているので、父親の答え合わせもできません。

「私」が誰なのかわからないまま妊娠してしまった主人公は、最後に「私の中身知りませんか？」と問いかけます。

私とは一体誰なのか、その中身を知ることのない少女の悲しい問いかけには、誰も答える事が出来ません。

過激な表現の歌詞には一人の少女が抱える闇が隠されている『乱躁滅裂ガール』。

なおタイトルの乱躁は「卵巣」を意味しているという解釈も…。

アップテンポな曲調に反して、そこには暗く病んでいる少女の心境が描かれています。

聴けば聴くほど癖になり、歌詞の内容にもドキッとさせられる『乱躁滅裂ガール』は、ニコニコ動画やYouTubeなどで聴けるので、是非検索してみてください！