イギリス出身のEd Sheeran

Ed Sheeran【All of the Stars】歌詞和訳&意味解説!2人が再び戻る家とは?の画像

2011年にシンガーソングライターとしてデビュー。

デビューとともに一躍有名になりました。

バラードやポップなどさまざまなジャンルで男女ともに多くのファンを魅了しています。

またビヨンセなど有名アーティストとのコラボも多数。

All of the Stars は2014年に公開された“きっと、星のせいじゃない”の主題歌です。

Ed Sheeran本人が作詞作曲しています。

この楽曲はこの映画をもとに書き下ろされました。

同じ年に発売されたセカンドアルバム“X”にもボーナストラックとして収録されています。

イギリス、アメリカともにアルバム”X”は初登場1位を獲得しました。

映画「きっと、星のせいじゃない」

感動のラブストーリー

Ed Sheeran【All of the Stars】歌詞和訳&意味解説!2人が再び戻る家とは?の画像

2014年に公開されたアメリカ映画

若い男女の恋愛物語です。

お互い病気と闘いながら、必死に生き、人を愛する感動のラブストーリー

この映画は公開後、さまざまな批評家から高評価を得ました。

最後のエンドロールで流れるEd SheeranのAll of the Stars。

まさに映画にぴったりの主題歌です。

より感情を引き立て涙が止まらなくなります。

映画を見てからAll of the Starsを聞いてみてください。

この曲には主人公の男女の深い愛情が美しく表現されています。

映画のストーリー

主人公は、がんと闘うアメリカ在住のヘイゼルという女の子。

同じ病と闘う男の子オーガスタスとの出会いから物語は始まります。

歌詞にも登場してくるアムステルダムは、彼女たちが命懸けで行った旅先です。

二人は徐々に友達から恋愛感情へ変わっていきます。

死と常に隣り合わせの二人。

二人でいるときは明るく楽しめたのでしょう。

しかしオーガスタスは先に天国へ逝ってしましました。

ヘイゼルは彼が亡くなる直前に書いた手紙を受け取ります。

それは、彼女への想いがたくさん綴られ、感謝と愛がたくさん詰まったラブレター。

ヘイゼルは満天の星空を見上げながら大好きな彼を想うのでした。

All of the Stars

映画の最後のシーンとEd SheeranのAll of the Starsは物語にばっちりと当てはまっています。

天国へ行ってしまったオーガスタスを想いながら星空を見上げるヘイゼル。

彼との思い出に浸る彼女の目線で描かれています。

1番前半の歌詞和訳と解説

It's just another night
And I'm staring at the moon
I saw a shooting star
And thought of you
I sang a lullaby
By the waterside and knew
If you were here,
I'd sing to you

出典: All of the Stars/作詞:Ed Sheeran,Johnny Mcdaid 作曲:Ed Sheeran,Johnny Mcdaid

先に旅立った彼を想う

いつもの夜に、月を眺めていた。
流れ星を見つけて君のことを想ったよ。
川辺で子守唄を歌ったんだ。
もし君がここにいたら君のために歌っていたよ。

出典: All of the Stars/作詞:Ed Sheeran,Johnny Mcdaid 作曲:Ed Sheeran,Johnny Mcdaid

夜空を眺めて、愛する人の事を想う。

まさしくヘイゼルがオーガスタスを想っている様子です。

亡きオーガスタスからもらった手紙には、たくさんの感謝が綴られていました。

きっと彼らは、恋愛をするという概念はなかったのでしょう。

まして友達もあまりいなかったようです。

それもそのはず。

彼らは残りの人生が短いという事を知っています。

友達を作っても、別れがある。

お互いが寂しい思いになるだけです。

恋愛になるともっと感情は深くなり、別れが辛くなります。

それでも出会いは突然やってくるもの。

恋愛をしようとして努力してもうまくはいきません。

彼らは自然とめぐり合わさったのです。

残り少ない人生だとわかっているからこその行動力なのでしょう。

そしてこの出会いに彼はとても感謝しているのです。

流れ星

流れ星を見て彼を想いだしています。

きっと彼もヘイゼルに合図を送っているのでしょう。

お互いの想いは同じ。

離れていても愛し合っています。

川辺で子守唄を歌った。

天国でゆっくり安らかにお眠りください。

そのように受け取れます。

天国ではきっともう病気の心配はしなくていいはず。

安心して心ゆくまで休んでね。

もし、オーガスタスがここにいたら子守唄ではなく、彼のために歌ってあげたい。

彼へのラブソングをきっと歌ってあげていたのでしょう。