ビートルズ【抱きしめたい】歌詞を和訳して解説！2人は恋人関係？誰しも経験する恋愛感情を歌ってる！

リフレインのラインは紙幅の関係で省略いたしました。

申し訳ございません。

いよいよクライマックスです。

ただしこちらもリフレインを含みます。

繰り返しになりますが和訳を添えましょう。

「Yeah

君には魅力があるんだよ

君なら理解してくれるはずだと思うよ

僕は何かをいおうとすると

君の手を握りたくなるんだ

僕は君の手を握りたくなるんだ

君の手を握りたくなるんだよ

僕は君の手を握りたくなるんだ」

主人公は彼女の手への執着がすごいです。

とはいえ実際の楽曲はわずか2分24秒ですからくどくはありません。

それでもこれほどまでに相手への愛を臆面もなく口にできるのはアイドルに限られるでしょう。

ビートルズはメンバー全員がイケメンですから。

当世流にいうと「*ただしイケメンに限る」という注意書きが必要です。

実力のあるロック・バンドがアイドル的人気をも掴んだのはビートルズ以外に思い浮かばないもの。

クイーンも日本ではアイドルでしたが、ビートルズのアイドル人気に較べると少し分が悪ようです。

「抱きしめたい」で初めてイギリス・アメリカ両国でNo.1に輝いたビートルズ。

まず先行するイギリスでは1963年11月の王室主催のコンサートで演奏します。

この日の公演でジョンが放った一言が英国内で大炎上しました。

「安い席の人は拍手をしてください。高い席の人は宝石をジャラジャラ鳴らしてください」

ジョン・レノンらしいユーモアはこの頃から全快でした。

しかし王室に関することでもあるので、保守的・右翼的な人々の反感を買うことになります。

続くアメリカでは1964年2月に「エド・サリヴァン・ショー」に出演し全米に衝撃を与えました。

ワシントンＤＣとニューヨークでコンサートを行いイギリスに帰国しますが全米は熱から醒めません。

ビルボード誌のシングル・チャートの1位から5位がすべてビートルズの曲で埋まります。

正に「ビートルズ旋風」であり、また後続のイギリスのバンドたちが一斉に全米を襲う準備になりました。

俗にいう「ブリティッシュ・インヴェンション」の波でビートルズは先陣を切ったのです。

こうした社会現象のすべての始まりの曲が今回ご紹介した「抱きしめたい」であります。

まだまだビートルズの伝説は続くでしょう。

この快進撃は偶然ではなく、ジョンやポール、そしてジョージ・マーティンがかなり意識して演出しました。

アメリカ市場向けにゴスペルを基調としたロックンロールを発明すること。

才能ある音楽家たちでしかなし得ない奇跡であり、その勝利は必然だったのです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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「シー・ラヴズ・ユー」

ラブソングの叙述に革命を起こした名曲です

歌詞を和訳して解説しました。

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