米津玄師の大人気曲「ゴーゴー幽霊船」
キャッチーな曲で大人気
「ゴーゴー幽霊船」は米津玄師とハチ(ボカロPとしての名義)の両方の良さを合わせ持った曲です。
キャッチーで中毒性があるサウンドは、一度聴くと頭から離れなくなってしまいます。
米津玄師らしさが詰まった曲であり、ハチ名義で作っていたボカロ曲のような、カッコよさの中に少しの捻くれが入っている曲でもあります。
ライブではほぼ毎回のように演奏している曲であり、米津玄師ファンにはなくてはならない存在。
「ゴーゴー幽霊船」のパフォーマンスは、ライブのテンションをぐっと引き上げてくれます。
「ゴーゴー幽霊船」を検索すると、必ず歌詞の解釈についてヒットします。
1stアルバム「diorama」に収録
収録されている「diorama」はどんなアルバム?
「diorama」は米津玄師の1stアルバム。リリース当時はまだインディーズでした。
リリースは2012年5月、インディーズながらオリコン週間6位を獲得。
すでにネット上では話題になっていたので、リリース直後はあの曲が良い、この曲が良いと話題の中心になりました。
「diorama」のコンセプトは、仮想の街。
仮想の街を舞台にそれぞれの曲の中にストーリーがあります。
元々米津玄師の作る曲はストーリー仕立てになっているものが多く、1つの映画を見ているようなものが多かったので、初アルバムでも違和感なく聴くことができました。
「ゴーゴー幽霊船」も仮想の街の中で繰り広げられるストーリーの1つ。
キーワードは、セブンティーンとアンドロイドです。
MVはある?
全編米津玄師のイラストで仕上げられたMV
「ゴーゴー幽霊船」のMVはYouTube、ニコニコ動画などで見ることができます。
MVに登場するイラストは全て米津玄師本人が描いたもので、現在では定番となっているアートワークですが、当時はかなり新鮮さを感じました。
終始モノクロで描かれたイラストは、ごちゃっとしていないので、より米津玄師の世界に入り込むのできるMVとなっています。
特徴は米津玄師らしい、意味があるのかないのかと、こちらの思考を刺激する意味深なイラスト。
特に「ゴーゴー幽霊船」は歌詞は特徴がありすぎるくらいなのですが、MVと歌詞の関係性を結びつけるようなイラストがいたるところで登場します。
アップテンポの楽曲なので追いつくのが大変ですが、一時停止してじっくり考えることもできるので、是非イラストをジッと見つめながら歌詞を考察してくださいね。
「ゴーゴー幽霊船」の歌詞を紐解く
主人公はアンドロイドとセブンティーン
「ゴーゴー幽霊船」の大まかな登場人物は2人。
セブンティーンと呼ばれている少女と、顔の見えないアンドロイド。
「ゴーゴー幽霊船」の世界はこの2人を中心に回ります。
ちょっと病弱なセブンティーン
枯れたインクとペンで絵を描いて
継いで接いでまたマザーグース
夜は何度も泣いてまた明日
出典: https://twitter.com/y_lyrics/status/910696591069036545