空音【どうせ、愛だ】歌詞を解釈！なぜぽっかり穴が空いた？四畳半で過ごした僕らの日々と関係性を読み解く

2020年の12月にリリースされた空音のアルバム「TREASURE BOX」。

そのアルバムの中に収録されている【どうせ、愛だ】。

空音とクリーンパイプの尾崎世界観がコラボした大人気作品です。

哀愁ただよう切ないメロディーとラップ調のフレーズがカッコいい曲です。

恋愛に悩む男性の気持ちを裸にしたような歌詞が特徴的です。

昭和と現代の雰囲気が入り混じっており、その世界観にトリコにさせられますよ。

それでは【どうせ、愛だ】の歌詞について、徹底的に考察していきましょう。

冒頭のこのフレーズは何を表しているのでしょうか。

【どうせ、愛だ】の歌の主人公は、大切なパートナーがいたのでしょう。

たった1人の大切な存在です。

しかし、その人と別れてしまったのでしょう。

大好きな人との別れは辛いですね。

必死で忘れようとしても、相手のことばかり考えてしまいます。

他の見方をするなら、成就できない切ない恋心を抱いているのかもしれません。

このフレーズからわかることは、主人公が愛に満たされていないということです。

しかし、その空っぽな心を埋めるのは愛でしかないとも思っています。

すごく切ないフレーズです。

愛を失うとそれを埋められるのは愛だけなのでしょうか？

永遠のテーマですね。

恋愛は十人十色です。

カップルによってさまざまな色があります。

また、片想いも同じですね。

リアルな恋愛では、映画のようにうまくいくことばかりではないでしょう。

映画やドラマの世界では、ハッピーエンドで終わるものが多いでしょう。

もし、恋が成就しないような終わり方であっても前向きに終わります。

しかし、リアルな恋愛はいかがでしょうか？

必ずしもハッピーエンドではありませんね。

恋愛中は、相手のことが好きすぎて嫉妬や束縛をすることもあるでしょう。

ときに、許されない恋をしてしまうこともありますね。

また、相手のことしか見えなくて自分を見失ってしまうこともあるでしょう。

恋愛はキレイなものだけではありません。

このフレーズではきれいごとの恋愛などないといっています。

とても切ないフレーズですね。

大好きな人と別れる時はとても辛いでしょう。

付き合った時は、この恋愛が終わるなんて想像もしていないはずです。

しかし、いつの日か別れが訪れることもあります。

別れたときは、2人だけの空気感や相手の香りなど忘れられないことだらけ。

これまで過ごした時間を愛おしく感じるでしょう。

しかし、時間とともに「相手のことを忘れないといけない」と思います。

そのため、予定を詰め込んだり仕事に没頭しようとしますね。

なぜ、無理やりそんな風にするのでしょうか？

それは、相手のことを忘れて前を向くためですね。

そして、自分らしさを取り戻すためです。

相手がいない時間が当たり前のようになってきたとき、ようやくこのフレーズに辿り着くのでしょう。

まだ、今は忘れていません。

大切な人をすぐに忘れることなんてできないですね。

しかし、必死で前を向こうとしているのがわかるフレーズですね。