【彼に守ってほしい10のこと/植田真梨恵】本当に守れる？彼女の想いが詰まった歌詞に迫る！コード譜あり

『彼に守ってほしい10のこと』は、植田真梨恵さんのメジャーデビューを飾るシングル曲です。

楽曲は非常にポップ＆ロック。

サウンドがしっかりとロックなわりに、歌のメロディはポップで素晴らしく聴きやすい楽曲となっています。

それでは植田真梨恵さんが彼に守ってほしい10のことについて迫っていきたいと思います。

『彼に守ってほしい10のこと』って犬の十戒みたいみたいですね。

いきなり要望の嵐かよ。

まあでも気持ちはわかりますよ。僕は男ですが心は乙女なので。

わがままな感情ってだいたい寂しいという感情に帰結するんですよ。

寂しいから会いたい、声を聴きたい、帰りたくない、とか。

寂しさって感情に恋という名のスパイスをかけてやるとわがままになる訳ですね。

いい歳して何を言わされているんですか？僕は。

上記の歌詞で並んでいるのは可愛らしい要望です。

ですが、人によってはちょっと面倒くさい要望かもしれません。

だからこそ、その先に続く歌詞が「守れるなら」になっています。

それでは、守れるならどうなんでしょうか。

見出しで結論いっちゃった。

もう一回言いますが、「守れるなら」→「最後に僕が君のそばにいる」ことになります。

恋の多くは、一生は続きません。

基本的にはいつか終わるもの。

離れ離れになって、あんなに近くにいたのに、他人のことよりもわからなくなってしまったり。

声も顔も表情も思い出せなくなってきたり、思い出せないな、とすら思わなくなったり。

物理的な距離以上に精神的な距離が離れてしまうことがほとんどです。

しかし、恋が愛に形を変えて残り続けることもあります。

そう、愛は目に見える形をしていない。自由も然り。

でも、目には見えない形で存在しているものだからこそ、目に見えるものに変換するんです。

繋いだ手や何気ないLINEは目で見える形をしています。それが例えば愛。

周りの目なんか気にせずに好きな人といられる。好きな人と同じ空間でダラダラする。それが例えば自由。

愛も自由も形の無い概念ではありますが、僕らはそれをちゃんと認識する術を持っています。

そして愛も自由も、約束に姿を変えて確かめ合うのです。

くだらない。

こう言い切ってしまう。

最初の歌詞で要望を並べている状態は、やっぱり可愛らしい部分が出ています。

「一緒にハワイ行こうね、約束だよ(ハート)」と言われたら、まあ可愛いじゃないですか。

「一緒にハワイ行こうね、約束だよ。守れないなら愛も自由も全部くだらない」

こう言われたらどうですか？怖くないですか？僕は怖いです。

愛も自由も全部くだらないなんて、そんなことありますか？

でもあるんですよ。

僕の中の内なるギャルも「約束守れないなら愛とかなくね？」って言ってましたし。