祈り届くなら
安らかな場所にいてよ
僕たちはいつか終わるから
踊る いま
いま
出典: SUN/作詞:星野源 作曲:星野源
マイケル・ジャクソンを敬愛する想いが死後の世界にまで届くのであれば安らかでいてほしいとマイケルを想う歌詞が当てはめられています。
人間はいつか人生に終わりを告げます。
だからこそ、終焉を迎えるその時までは今生きていることを噛み締めて人生を楽しみながら全うしていくのです。
君の声を聞かせて
雲をよけ世界照らすような
君の声を聞かせて
遠い所も 雨だって
君の歌を聴かせて
澄み渡り世界救うような
君の歌を聴かせて
深い闇でも 月の上も
すべては思い通り
Ah Ah
出典: SUN/作詞:星野源 作曲:星野源
そして、最後のサビに入ります。
マイケル・ジャクソンの澄み切った優しい歌声は世界に響き渡り、色んな人に勇気を与えたのではないでしょうか。
星野源ももちろんその1人です。
きっとマイケルは死後の世界でも変わらず、その歌声とダンスを披露しているのではないでしょうか。
「深い闇でも」という歌詞からはそんなことが想像できますし、「月」という言葉からはマイケルお得意の「ムーンウォーク」も想像することができます。
ミュージックビデオに見るマイケル愛
オフィシャルのYouTubeではフルでミュージックビデオを公開していないので、分かりづらいですがここからも闘病の軌跡やマイケル・ジャクソンへの愛を感じることができます。
パジャマ姿の星野源は病室での姿を彷彿とさせますし、1分30秒あたりからのは完全にマイケルを意識し、ダンスが始まります。
歌詞の内容を紐解きながらミュージックビデオを観てみるとまた違った視点が見えてきます。
4枚目のアルバム「YELLOW DANCER」
闘病から復帰後初となるフルアルバムに「SUN」は収録されています。
この時期の星野源の心と身体にはブラックミュージックがマッチしていたそうです。
ここからもマイケル・ジャクソンへの愛を感じます。
そんな愛を込め「SUN」を中心に心も身体も踊れる作品を意識して作られたのが「YELLOW DANCER」です。
最後に
ポップでキャッチーでノリの良い楽曲であるのにも関わらず、歌詞の内容は実に深いです。
星野源の歌詞は言いたいことを言い切らないし、はっきりと言葉にはしない印象があります。
この文学的センスは星野源の過ごしてきた人生が積み重なって織り成されているのではないでしょうか。
病気を乗り越え、とにかく明るい曲を作ろうと決意して出来たのが「SUN」だそうです。
自分にとっての太陽をマイケル・ジャクソンに重ねて曲は完成していきました。
良いことも悪いことも引っくるめて人生であり、それを歌に変えていくことが星野源としての、そして、ミュージシャンとしての使命なのかもしれません。
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