「LIGHTNING」について

「LIGHTNING」がlynch.初のメッセージソングと言われる理由とは?!歌詞の意味を解釈!の画像

2012年にバンド11枚目、メジャー2枚目としてリリースされたシングルです。

バンド史上最速、激しく攻撃的なアルバムと評された『INFERIORITY COMPLEX』のわずか4ヶ月後に新曲としてリリースされた楽曲大きなターニング・ポイントとなっている曲でもあります。

明日死ぬかもしれない・・・だからやっちゃえよ!という込められたメッセージに稲妻の様な切り裂いていくイメージから「LIGHTNING」と名づけられたそうです。

そして「LIGHTNING」同様にメッセージを込めたカップリング曲「THE MORNIG GLOW」はアルバム未収録なのでこのシングルでしか聴けない楽曲です。

LIGHTNING
lynch.
キングレコード

MVは「頭がおもしろい」!?

lynch.らしいモノクロメインの中に抽象的な赤をバックのカラーのライブが交錯するシンプルながら印象的なMVです。

この「LIGHTNING」のMVについて、葉月さん本人がこんなつぶやきをしています。

いえ、相変わらずカッコいいです(笑)みなさんはどう思われますか?

初のメッセージソングと言われる理由とは?!

「LIGHTNING」がlynch.初のメッセージソングと言われる理由とは?!歌詞の意味を解釈!の画像

カラオケやタイアップ曲が、ヒットの要因となりやすい現在のミュージックシーン。

メッセージ性が中心のアーティストが多い中で、lynch.の楽曲インディーズ時代からサウンドを重視して歌詞に意味をもたせないということが特色でした。

これは作詞作曲を手がける葉月さんが逆にメッセージ性がないということでインパクトを狙っていた。ということ。

メジャーデビューから1年半たって、新たな刺激をlynch.にもたらすために「目一杯メッセージを詰め込んだ」という曲が「LIGHTNING」でした。

MVのスタイルを見ていただいてわかるように、この時期lynch.は脱ビジュアルのスタンスをとっています。

もっとたくさんの人に聞いてもらうには?ということをとことん突き詰めたターニングポイントとなっている楽曲です。

お蔵入りとなった「闇LIGHTNING」とは?

メッセージ性を意識して制作された「LIGHTNING」はデモが20パターンあったそうです。

その中にあった「闇LIGHTNING」と呼ばれるお蔵入りとなっていたバージョンが"あの名曲"の原曲となっています。

ファンの鋭い質問に反応してます。

長い間封印されていながらも、あたためていた「闇LIGHTNING」こそがバンド復活の起爆剤となった曲「TRIGGER」の原曲だったんですね。