1986年リリースのシングル曲

勇気をもらえる!

渡辺美里【My Revolution】歌詞の意味を徹底解釈!わけあいたいものは何?革命のゆくえとはの画像

My Revolution】は1986年にリリースされた渡辺美里さんのシングル曲です。

リリース当時、渡辺美里さんは19歳。

わずか4枚目のシングルリリースでオリコンシングルチャート1位を獲得し、大ヒット曲となりました。

モデルとしても活躍されていた、渡辺美里さん。

キュートな容姿と抜群の歌唱力で日本中が彼女のファンになったと言っても過言ではありません。

【My Revolution】は夢を追いかける主人公のまっすぐな気持ちが心に響く名曲だと思います。

そして、渡辺美里さんの伸びやかな歌声が聴いていてとても気持ちいい曲です。

勉強や仕事で負けそうな時に、この歌に励まされたという人も多いのではないでしょうか。

一瞬で、夢を追いかけたあの頃の自分にリセットできる気がします!

素晴らしい制作チーム

作曲小室哲哉さん。

後に数々の大ヒットを曲を飛ばし作曲家として、ミュージシャンとして大活躍されました。

その小室哲哉さんが作曲し、最初にオリコンNo1をとった曲がこの【My Revolution】なのだそうです。

当時、洋楽にヒントを得て転調を3度繰り返すという斬新な方法をとったこの楽曲

J–POPに新たなシーンを作ったまさに革命的な楽曲ですね。

作詞は作家でもある川村真澄さん。

誰でも一度は聴いたことがあるような、有名な楽曲の作詞をたくさんされいてます。

【My Revolution】の歌詞は私達の心に訴える力を持っているのではないでしょうか。

何故かこの曲を聴くと、具体的に行動しようとやる気が出る気がします。

きっと、主人公の前に進む意欲に感化されてしまうのでしょう。

夜に

変化の兆し

さよなら Sweet Pain
頬づえついていた夜は 昨日で終わるよ
確かめたい
君に逢えた意味を 暗闇の中 目を開いて

出典: My Revolution/作詞:川村真澄 作曲:小室哲哉

毎日平和で幸せだけれど、何か物足りない。

こんな気持ちを「Sweet Pain」=「甘い痛み」と呼んでいるのではないでしょうか。

主人公はどこか満たされない気持ちで、毎晩ため息をついていたようです。

でもそんな日々と決別する日が来たのです。

主人公に大切な人ができたのではないでしょうか。

好きという気持ちを超えて、自分の人生にどうして必要なのか知りたい。

真剣に相手のことを想っている様子がうかがえます。

自分はこれからどうしていきたいのか、相手を通して自分自身に問うているようです。

全く答えは見つからないのですが、それでも主人公の思考ははっきりしています。

突き動かすもの

非常階段 急ぐ靴音
眠る世界に 響かせたい
空地のすみに 倒れたバイク
壁の落書き 見上げてるよ
きっと本当の 悲しみなんて
自分ひとりで癒すものさ

出典: My Revolution/作詞:川村真澄 作曲:小室哲哉

主人公は部屋でじっとしていられなかったのではないでしょうか。

冴えてしまった頭で、夜の街に飛び出したのだと思います。

彼が走る街の描写が続きます。

その情景はどこか寂しげです。

これらは全て、悲しみを表現しているのではないかと思うのです。

そして主人公は、この目の前に広がる悲しみに対して答えを見出そうとしています。

「自分は一体どうすればよいのか?」と。

そして解るのです。

自分の悲しみは自分でしか解決できない、ということを。

彼が嘆いていた日常は、自分でしか解決できないということにつながるのかもしれません。

悲しみというのは感情です。

景色を悲しくみせているのは自分なのかもしれません。 

気づいてしまった

私の道

わかり始めた My Revolution
明日を乱すことさ
誰かに伝えたいよ My Tears My Dreams
今すぐ

出典: My Revolution/作詞:川村真澄 作曲:小室哲哉