これが浜田省吾の略歴です

「悲しみは雪のように」浜田省吾は超人気ドラマの主題歌!?歌詞に隠された本当の意味とは!?の画像

1952年12月29日生まれ、広島県出身。フォークやロック、ポップスなど、スタイルにこだわらず歌い上げるシンガーソングライター。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E7%94%B0%E7%9C%81%E5%90%BE

ドラムをはじめ、キーボードにベースと、ほとんどの楽器を扱える奏者でもあります。1974年吉田拓郎(よしだたくろう)のバックミュージシャンとしてデビューしたのが始まりです。

『悲しみは雪のように』について

1981年9月21日発売のアルバム『愛の世代の前に』に収録後、同年11月21日にシングルカットされました。理由は、翌年(1982年)1月に控えた初の日本武道館公演に備えてのこと。発表当時はほとんどヒットしなかったらしいです。

そもそもこの曲が生まれるきっかけは、彼の母親が脳閉塞に倒れたことからでした。意識不明の重体という母の容体に直面したとき、絶望と悲しみの中ふと生まれた他者への思いやりや優しい気持ち楽曲の基となっているといいます。

絶望や悲しみ、苦しみを伴う経験が、歌詞に深みを与えているのですね。

ドラマの主題歌に起用され、1992年に同曲をリメイクした。

それから11年後の1992年、フジテレビのドラマ『愛という名のもとに』の主題歌として採用されます。この当時トレンディドラマは全盛期を迎えており、その主題歌からヒット曲が生まれるという公式が成立していました。局側もこの時は新曲を依頼したものの、浜田自身が「(ドラマの)内容を聞いて『このドラマの主題歌にするならこの歌しかない』と思った」と同曲の販促パンフレットにある楽曲紹介の中で語っています。

この結果、同曲はアレンジを大幅に変更してリメイクされ、挿入歌の『愛という名のもとに』とのカップリングで再リリースされます。ちなみにこの『愛という名のもとに』も1983年12月1日発売のアルバム『Sand Castle』に収録されていたものをリミックスしたものです。オリジナルは『愛の世代の前に』に収録されています。

トレンディドラマ×主題歌=ヒット」の法則によったかどうかは定かではありませんが、浜田としては初のオリコン・シングルチャート第1位を獲得したシングルに輝きます。当時、チャート初登場から2週連続1位を記録し、3週目でとんねるず『ガラガラヘビがやってくる』に1位の座を奪われたものの、4週目で1位に返り咲いた後、8週連続で1位をキープ。累計売上170.3万枚(オリコン調べ)の大ヒットとなりました。 当時から地上波ではなかなかお目にかかれない浜田でしたが、この曲の存在は知っているという人は結構いたという話です。

『ガラガラヘビがやってくる』のヒットといい、フジテレビはこの時とても元気だったのですね。

ドラマ『愛という名のもとに』について

『愛という名のもとに』は、1992年1月9日から3月26日まで、毎週木曜日22:00 - 22:54の帯時間に、フジテレビ系列「木曜劇場」枠で放送されていたテレビドラマです。主演は、現在NHKの朝ドラ『わろてんか』で主役の母を演じている鈴木保奈美。当時、売れっ子だった彼女をヒロインに起用し、脚本は野島伸司プロデューサーは大多亮というトレンディドラマヒットメーカーが手掛けました。

最近ではすっかり定番となった最終回拡大版はこのドラマから始まったのではないかと言われています。お化けヒットとなったこのドラマ、最終回はその人気と脚本家の野島伸司の要請から異例の15分拡大版で放送が実現しました。

あらすじは・・・・・・

大学のボート部で青春時代を共に過ごした男女7人の仲間が3年後、ボート部の監督だった恩師の葬儀の場で再会。それぞれの社会人としての生き方、恋愛や結婚観などを苦しみや悩み、悲しみなど複雑な心理模様と共に描くヒューマンドラマ当時の時事ネタ(ダイヤルQ2など)も満載で、今もちょくちょく再放送されている秀作です。

主演の鈴木保奈美を筆頭に、唐沢寿明、江口洋介、深津絵里など、当時の売れっ子若手俳優が続々出演しています。あの頃は若かった、のノリでこのドラマを見るのもいいですね。

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