言い争った事もあったけれど
気にしないで
距離が出来たなんて思ってないよ
悩まないで
出典: 二人の記念日/作詞: 安田信二、櫻井翔 作曲:安田信二
今まで一緒にいる中で喧嘩だってしてきた2人。
些細なことでぶつかってしまうことは、どんなカップルにでもあります。
そんな小さな喧嘩がすれ違いになって、お互いの距離が離れてしまうカップルもいます。
しかしこの2人は大丈夫!
だって、きっと主人公がその度にお互いの距離を縮めてくれるから。
彼はできるだけ彼女に悩みや不安ごとを抱えて欲しくないのでしょう。
きっと、いつも笑っていて欲しいのですね。
そんな彼の優しさが伝わってくる歌詞です。
もう傷つけたりしない
もしも君を傷つけたなら
そんな自分を許せない
悲しい目をして見つめないで
この胸が張り裂けそうさ ごめんね
出典: 二人の記念日/作詞: 安田信二、櫻井翔 作曲:安田信二
そうはいっても、自分が彼女を傷つけてしまうことがあるかもしれません。
意図的ではないとしても、もしそんなことがあったら彼は自分を恨む程、許せないのです。
ここでも、先ほどのように彼女を悲しませたくない、傷つけたくない、という想いが綴られています。
大切な人を悲しませるのは誰だって避けたいものです。
彼女を傷つける人が自分であっても許せない。それ程、彼女のことを愛しているのが十分伝わってきます。
これからだっていつでも君のそばに
君が泣いた日も 傷つけ合った日も
淋しかった夜も
笑い飛ばせる日が来るといいね
「あんな事もあったね」だなんて
白い冬の日も 君と歩いた日も
凍えそうな夜も
いつでも君のそばにいるよ
この手を放さない
出典: 二人の記念日/作詞: 安田信二、櫻井翔 作曲:安田信二
色んな感情を共にしてきた2人です。
それはきっとこれからも続いていくことでしょう。
どんなことがあっても、いつか笑い話に変えてみせる。
そんな主人公の暖かい気持ちが伝わってくるようです。
悲しませたり寂しい想いを極力したくない、でも、もしさせてしまっても…。
いつか必ず笑い話にするから、距離ができたなんて感じないで欲しい。
そんな気持ちではないでしょうか。
これから先の未来に何が待ち受けていようとも、彼女と共に歩んでいきたいのです。
プロポーズをきっとずっと待っていたであろう彼女への、覚悟はもうできています。
ラップに込める想いはプロポーズのよう
暖をとるよう寄り添う二人
ふと手を繋ぎ かみ合う楔(くさび)
ベルなろうとも少しの不在
一秒先は 現在も昔
雪が止むことだけが決まってるなら
現在はこうして掴んでる、ただ
あなたにとってどうかな
今日からをずっとずっとHoly night
Christmas time is coming to town
いつか未来に赤い絨毯
そこは何人(なんびと)たり邪魔ない空間
腕 胸の中で 夢の中へ
出典: 二人の記念日/作詞: 安田信二、櫻井翔 作曲:安田信二
歌詞も最高潮の盛り上がりを見せるラップに入ります。
櫻井くんが1人で歌い上げる歌詞ですね。
2人の絆はこれから“楔”のように二度と離れることのない確かなものになっていくでしょう。
彼は、彼女がプロポーズを待っていると分かっています。
しかし一方で、「本当に同じ気持ちかな」という、不安な気持ちもあるのです。
そんな心の声が表れているのではないでしょうか。
それでも主人公は想像します。2人で歩む未来は、彼女を抱き締めて眠りにつく時のように、幸せであると。
これからの未来、進むべき道に赤い絨毯が敷かれ、迷うことなく進めるといいなと。
その道には障害物は何もなく、赤い絨毯は2人だけに見える未来への道しるべなのです。
次のクリスマスは二人の記念日になる
好きだよ
君のその髪も 細く長い指も
優しく響く声も
僕の心は熱いままさ
この気持ち君がはじめてさ
白い冬の日も 君に出逢った日も
今度のクリスマスも
忘れられない日になるはずさ
二人の想い出に
二人の記念日に
二人の想い出に
出典: 二人の記念日/作詞: 安田信二、櫻井翔 作曲:安田信二
いよいよ最後の歌詞です。
1行目から抑えきれない愛が見て取れますね。
主人公は彼女のすべてを愛おしく想い、愛しているのがわかります。
どれだけ時間が経とうとも、彼女へのときめきは薄れることがありません。
5行目が意味するのは、彼にとって彼女が運命の人、といえるのではないでしょうか。
少なくとも彼はそう思っているのでしょう。
いくつもの記念日が2人は存在していますが、次のクリスマスは一生忘れられない日になりそう。
彼は2人にとって特別な“冬”に、新しい想い出と記念日を創ろうとしています。
次のクリスマス、彼女はきっと人生で一番の喜びと感動を得られるのではないでしょうか。