凛として時雨

高い演奏技術と鋭い楽曲で魅せるスリーピースバンド

凛として時雨の人気の秘密は?スリーピースロックバンドの魅力に迫る♪の画像

凛として時雨は、2002年に結成され、2008年にメジャーデビューしたスリーピースバンドです。

その人気の秘密は、スリーピースとは思えないテクニックと轟音を見せる演奏技術と、その技術を惜しみなく発揮して奏でられる鋭い楽曲です。

ギターボーカルTKの鳴らすギターフレーズは、ファンからは「歌いながらこれを弾くなんて信じられない」と話題になるほどテクニカルなものになっています。そこにひたすら手数の多いドラムと野太い轟音ベースが絡み、複雑で分厚い音の壁を観客に叩きつけます。

音で殴り倒すようなリズム隊とジャキジャキのギターサウンド、TKの独特の尖った歌声が重なった楽曲にはナイフのような鋭さがあります。そんな楽曲を武器に、邦楽オルタナティブロック・ポストロックの最前線を走るバンドとして多くのファンの心を掴んできました。

凛として時雨の曲をピックアップ

Telecastic fake show

凛として時雨の初期の代表曲と言えるのが、この「Telecastic fake show」です。冒頭から殴りつけるような轟音が襲ってくる過激な曲となっています。

ポストロック色が強くなってきた近年の作品と比べると、激しいシャウトや終始疾走し続けるサウンドなど、ポスト・ハードコアの色味が強いのが特徴ですね。

彼らの知名度を飛躍的に上げるきっかけにもなった重要な曲です。

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凛として時雨
インディーズ・メーカー

illusion is mine

「illusion is mine」は、アルバム「still a Sigure virgin?」のリード曲として発表された曲です。

淡々としたリズムの中で静と動の緩急が魅せる展開がポイントの、ポストロック色の強い作品に仕上がっています。

このアルバムで、凛として時雨は自身初となるオリコン週間チャート1位を記録しました。

DIE meets HARD

2017年9月現在、凛として時雨の最新作となっているのがシングル「DIE meets HARD」です。

オルタナティブロック色がより強まり、サイケのような色合いも含むなど、これまでの彼らの楽曲とは雰囲気の大きく違う意欲作に仕上がっています。

どこかコミカルで不穏なMVと合わせて楽しみたい一曲です。

メンバーそれぞれが幅広く活躍

凛として時雨のメンバーは、それぞれがバンド外でも幅広く活躍しています。そんなメンバーを紹介します。

TK