主人公と君は、恋人同士ではありません。
しかし、恋人関係以上に強い絆で結ばれていると主人公は確信しているのでしょう。
恋愛感情を超えるといっているので、恋人や夫婦関係よりも、君と一緒に追いかけている夢を優先することもあるのだと思います。
がむしゃらに夢を追って信頼しあえる関係を、この歌詞ではソウルメイトと表現しているようですね。
2番の歌詞
君と一緒に思い出を振り返ることもある
時が経てば色褪せるものもある
そんなことさえかけがえないものだろう
出典: きみとなら/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
主人公と君は、長年一緒に夢を追っている関係なのだと思われます。
なので、時には遠い昔のことを振り返って、思い出に浸ることもあるのでしょう。
「そういえば、昔はあんなこともあったよね」と思い出話をすることも、主人公にとっては"楽しい時間"なのだと思います。
さまざまな出来事や苦労も乗り越えてきた仲だから、美しい思い出もたくさんあるのです。
順調な日々が続くとは限らない
優しい夢のような穏やかな日々が
保障されるわけじゃない
手加減のないやり取りの中で見える
愛情の正体
出典: きみとなら/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
主人公と君はとても順調な毎日を送っていますが、この先も順調な日々が続くとは限りません。
さまざまなトラブルに巻き込まれて、夢を追うことが難しくなる可能性だってゼロではないのです。
2人で一緒に夢を叶えられるという保証はどこにもありません。
手加減のない辛い選択を迫られた時に、主人公や君の絆(=愛)が試されるということなのでしょう。
主人公はそのような未来がやってくる可能性もしっかりと分かっています。
そして、もし辛い決断をしなくてはいけない時は、君との絆を最優先にすると心に決めているようですね。
絶好調でも、絶不調でも…
きみとならこの世界の果て
抱きしめ合いながら up and down
きみとなら眠らなくてもいい
奇想天外な終点が見えるまで
出典: きみとなら/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
辛い状況になった時は、お互いに助け合いながら乗り越えていこうと思っている主人公。
絶好調な時も、絶不調な時も、相手を決して裏切らずに生きていく。
それが主人公や君が出した答えなのです。
眠れないほど不安な夜を過ごすことがあっても、君がいるなら前向きに歩んでいけると主人公は思っています。
順風満帆な道のりが続いている可能性は低いし、きっと奇想天外な道のりが続いていくと思うけど乗り越えていこう…!
そんなポジティブな気持ちが描かれているようですね。
1人きりでは力不足でも…
誰1人敵わない
スーパーなソウルメイト
出典: きみとなら/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
主人公と君が一緒にタッグを組めば、敵うものはいないと思えるほどの力を兼ね備えている2人。
主人公1人きりでは力不足だったとしても、君がいればライバルだって超えていくことができるのです。
主人公が欠けてもダメだし、君が欠けてもダメ。
2人揃った時に初めて100%の力を出すことができるのでしょう。
主人公と君は運命共同体ともいえる、最強のソウルメイトなのです。
ラストにかけての歌詞
なぜネガティブな出来事も前向きに受け入れているの?
きみとならこの世界の果て
のたうち回りながら fly away
きみとなら眠らなくてもいい
きみとなら裸でもいい
出典: きみとなら/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘