わかり合いたいなどと たやすく言わないよ
Super Love Song
いつか君に誉められ 強くなれた
なによりそれが大事なことなんだ
Super Love Song
でっかい理想 謳うのもいい
でもキミが泣いてるのなら
どんな夢も 足もとからぐらつく

出典: SUPER LOVE SONG/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

相手のことを本当の意味で理解するのは、簡単なことではないでしょう。

辛いことがあっても、他人はその痛みを想像することはできても、その本人が感じている本当の辛さは分かりません。

そして、自分自身のことを100%理解している人が世の中に一体どれほどいるのでしょうか?

自分のことも把握できないのに、他人のことを把握するのは無理があるでしょう。

だから、自分のことをわかってもらえないとか、お互いにわかり合えないのははっきり言ったら当然のことなのです。

でも、分かり合えなくたっていいのです。

それぞれ違う個人を尊重して認め合える。お互いに尊重できる。そばにいる人を大切にする。

それが大切なこと。

どんなに立派な夢や理想を持っていても、そのために誰かが傷ついたり、犠牲になったりするのは間違っています。

自分の身近な人を守ることすらできず、それどころか傷つけてしまっているのに、その上に成り立つ理想は一体誰のためのものなのでしょうか。

その理想に誰か同調してくれるでしょうか。

相乗効果で ヨクなろう
同じベクトル持った僕ら無敵
状況変化に戸惑わん
ぶっとい根っこで ギュッとつながってる
紛争なんか いらないよ
君と僕との間に 今さら
冷戦なんかもアホらしい
見栄を張りあったってキリがない
もう知ってるだろう

愛なら衝突することはないし
増えも減りもしない
静かにそこにあって 動かない
人はただそれを見つければいい

出典: SUPER LOVE SONG/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

性善説、性悪説とありますが、できれば人はみな生まれながらに善人であると信じたい。

心のどこかに愛を持って生きていると、愛を知っていると思いたい。

もし今戦っている人も、周りを傷つけている人も、愛なんてないという人も、今この瞬間、愛を見失っているだけ。

人間の根底に愛というものがあったら、いつかはそれに気付いて愛を取り戻すはずなのではないでしょうか。

根底にあるものは同じ

相乗効果で ヨクなろう
同じベクトル持った僕ら無敵
状況変化に戸惑わん
ぶっとい根っこで ギュッとつながってる

狂信的な正義が
道行く人々を 脅しまくる
そんな行為は 粋じゃない
さりげない やりとりで共鳴しよう
ばらまいてよ Good News

出典: SUPER LOVE SONG/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

人にはそれぞれの考え方があり、それぞれの正義があります。

それがぶつかり合うこともあるでしょう。

そこで自分と違うものを払いのけても意味がありません。

寛容さ、それも愛です。自分と違うものを受け入れること。

自分が絶対に正しいと信じて疑わない正義が、誰かにとっては嘘だと感じることだってあるかもしれません。

そこで排除せずに、上手にコミュニケーションをとって共通する点を見つけるのが、愛のある人間。

多くの人がそんな風に心に愛を持って生きていければ、もっと違った世の中になれるかも、そう感じさせてくれます。

大きな愛を謳う「SUPER LOVE SONG」

「SUPER LOVE SONG」は、恋愛に留まらず、人間としての愛を賛歌する内容となっています。

軽い口調で表現されていますが、そこに込められた意味はとても深く、人間の永遠のテーマといえるものでした。

認め合うこと、信じること、受け入れること。

そう簡単にはいかないかもしれませんが、世の中の多くの人が愛を持ってそうできればいいなと願う「SUPER LOVE SONG」。

その正体は、まさしく通常の愛の歌を超えた、スケールの大きな人としての愛を謳う歌でした。

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