米津玄師とは?

「TOXIC BOY」(米津玄師)はイントロの笑い声が気になると話題に?!歌詞の意味を考察!の画像

まずは米津玄師について簡単なご紹介をします。

デビュー前からニコニコ動画で作成した曲を載せていたとのことです。

しかし、自分が影響を受けたものの影響を強く受けていると全て削除したというエピソードがあります。

このエピソードが示すことは、職人肌のアーティストなのだということです。

普通なら多少作ったものに対して未練が残ります。

ですがそれを全て消してしまう思い切りの良さ、自分の納得いかないものは一からまた作り直す。

このエピソードを知って筆者は、今は亡くなってしまったプリンスを思い出しました。

プリンスも自分の曲作りのために、バンドをいくつも作っては壊しを繰り返しています。

米津玄師と共通点があると思いませんか?

作られる曲も歌詞の内容も幻想的で、今まで聴いたことがない音のものが多いです。

他の人々には作れないものを作れる、ひと握りの人を俗に天才と言われます。

どのような曲があるのか?

「TOXIC BOY」(米津玄師)はイントロの笑い声が気になると話題に?!歌詞の意味を考察!の画像

シングルとしては現在までで7枚発表されています。

アルバム4枚出されており、シングルカットされていない曲でも良曲はたくさんあります。

今回はシングルカットされていない曲の中から、幾つかピックアップしてご紹介していきます。

「ゴーゴー幽霊船」

「ゴーゴー幽霊船」

アルバムdiorama」の中の一曲、「ゴーゴー幽霊船」。

片思いをしているけれど、相手には知られていない幽霊と表現している面白い曲です。

ライブではほとんど毎回演奏されるほどの定番の曲となっています。

出だしからSFのような音で、軽快に流れていく音と歌詞を聴いてみてください。

「メトロノーム」

「メトロノーム」

アルバムBremen」からの一曲、「メトロノーム」。

出会ったことは運命で、決まっていたことだと歌われるこの曲は二人で共に歩みたいと願う歌です。

初めは同じペースで刻んでいた刻=メトロノームと表現されています。

少しずつずれ始めてすれ違い始める、切ない歌詞ですね。

これから先は見えないけれど、いつまでも想いは消えずにいる。

相手を想う気持ちが強いほどに、いつまでも忘れずにいるものです。

「フローライト」

「フローライト」

アルバム「Bremen」からの一曲、「フローライト」。

何のことなのかと調べてみると、パワーストーンのことでした。

壊そうとすれば壊れてしまう繊細な石が、相手かもらった大切なものであり見るたびに思い出してしまう。

それは自分を置いてどこかへ行ってしまった相手への想いが、消えずに残っている証だと思います。

捨てられずに残している時点で未練があるんですよね。

「WOODEN DOLL」

「WOODEN DOLL」

アルバム「YANKEE」の中の一曲、「WOODEN DOLL」。

軽快なイントロで始まるこの曲は、自分に自信が持てない人への応援歌的な印象を受けます。

誰だって自信を持っているわけではないと思います。

自信を持つまでの時間のかかり方が、他の人と違っているものです。

自信を持って生きている人だって初めは自信なんてないのです。

恋も同じです。相手の心が分からない以上、自信を持つまで時間がかかるものです。

曲の中ではそんな思いに溢れています。

「TOXIC BOY」

「TOXIC BOY」