globe【DEPATURES】をHYDEがカバー？！20年越しのMVや歌詞に込められた意味を紹介♪

2016年、globeデビュー20周年を記念して過去の名曲の新たなるMVを公開しました。

シングルリリース当時、「DEPARTURES」はMVを制作していませんでした。

「Music Videoドラマプロジェクトー小室哲哉が描いた歌詞の世界ー」第1弾「FACE」に続き、第2弾として三吉彩花主演「DEPARTURES」の新たなるMVが公開されました。

ちなみに三吉彩花は、「DEPARTURES」がリリースされた1996年生まれ。リアルタイムでglobeの活躍を知らない世代にも大きな影響力を持ちそうなMVに仕上がりました。

2015年12月にリリースされたglobeトリビュートアルバム『#globe20th-SPECIAL COVER BEST-』はglobeの名曲を木村カエラ、AAA、浜崎あゆみ、坂本冬美らがカバーしました。

その中にL'Arc-en-Cielのボーカル、HYDEがカバーした「DEPARTURES」が収録されています。

その他、過去には以下のミュージシャンが「DEPARTURES」をカバーしています。

• 華原朋美（2014）
• AAA（2010、2011）
• デーモン閣下（2009）
• Spontania（2010）

「DEPARTURES」作詞・作曲・編曲：小室哲哉／MIX：Dave Ford

ここからは「DEPARTURES」の歌詞から歌の真意を紐解いてみましょう。

見わたす限り、雪が降り積もる真っ白な銀色の世界。どこまでも果てしなく続いているようです。

銀世界と同じぐらいどこまでも果てしなく、あなたを想い続けているのです。それはまるで、あなたと2人だけの世界……。

1996年に刊行された『小室哲哉 深層の美意識』（講談社）という本の中で、「DEPARTURES」について語ったくだりがあります。

早稲田実業学校高等部の学生だった小室哲哉は、当時九段高校に通う年上の彼女がいました。

ミュージシャンとして成功することを夢見る小室哲哉に、その彼女だけが親身に応援してくれたそうです。

ずっと伏せたままの　写真立ての二人

前髪も伸びたね　同じぐらいになった

これは、小室哲哉と彼女との記念写真。前髪も同じぐらいに伸びたというのは、彼女の長さと同じぐらいになったということ。

しかしその彼女は、小室哲哉が23歳の時に他界してしまいました。

彼女は最後の年賀状に「早く哲ちゃん（小室哲哉）の名前を活字で見たいな」と書き記したそうです。

「DEARTURES」はその彼女への想いを綴った曲なのだそうです。

この話を聞いて改めて「DEPARTURES」を聴くと…より一層深い深い銀世界に解き放たれた「愛」を感じずにはいられません。

2017年8月15日付け、小室哲哉のInstagramにKEIKOの歌声（動画）が公開されました。

病気発症以降、KEIKOの声が公開されたのは初となり、多くのファンを喜ばせました。

どうやら直近の録音ではないようですが、美しい歌声は健在。1日も早い完全復活を願わずにはいられませんね。