夕陽の中で微笑むあなた
いつものような爽やか路線
ぺたっとした髪 変なピンどめ
今の私はすっぴん路線
出典: オーマイガー!/作詞:秋元康 作曲:五戸力
偶然会ったのに彼はいつも通りカッコよく輝いていて。
なんでいつでもカッコいいの?
私なんかすっぴんで髪型も何もかも最悪なのに……。
幻滅したよね?
ああ悲しい、悲しすぎる。
こんなことなら色々整えてくればよかったと反省
恋をする方は
後悔ばかりで
自信なんか持てないよ
オーマイガー!
ずっとずっと反省会
(ショックだわ)
こんな格好で
会っちゃうなんて
ずっとずっと大好きなのに…
(大失敗)
よそいきの顔で会いたかったのに…
出典: オーマイガー!/作詞:秋元康 作曲:五戸力
でも、わかってるよ。
こんなに気にしてるのは私だけなんだよね。
好きだから少しでもよく見られたくて、いつもウジウジしちゃう。
君はどうせ何にも気にしてないんでしょー!
学校帰りだし部活もあったけど、会えるならもっと整えてくればよかった。
いい匂いのするフレグランスをつけて、マシな髪留めをして、リップくらい塗って。
君に可愛いって思ってもらいたかったよ……。
主人公は「もう終わりだ……」と言わんばかりに落ち込みまくります。
そんな主人公に彼からまさかの一言が!
オーマイガー!
だってだってあなたがいた
(片想い中)
よりによって
こんな状況で…
だってだって女の子だもん
(Bad timing)
可愛い私で会いたかったのに…
あなたが笑う
「君らしくて 君らしくて
君らしくて 好きさ」
出典: オーマイガー!/作詞:秋元康 作曲:五戸力
そして、曲はクライマックス!
幻滅したとばかり思っていた彼からまさかの甘い一言が!
意気消沈していた主人公は予想外の言葉に驚いて、開いた口が塞がらなかったかもしれません。
ウジウジと後悔していたことは全て余計な心配だったのですね。
一時は「もうこの恋は終わったかもしれない……」とまで落ち込みましたが。
一転、「もしかして……両想い!?」とドキドキしてしまう展開へ。
思わず「オーマイガー!」と口にしたくなる最高の大ドンデン返しです!
そして、ハッピーエンドのまま曲は終わります。
後味が爽やかな1曲です。
「彼は主人公のそんなところも好きだったー!」というまさかの甘いオチ
見られたくない姿ばかり見られて落ち込む主人公に、彼は「らしくて好きだよ」と微笑みかけました。
嫌われるどころか、逆に「好き」という言葉をもらえてしまったのです。
こんな優しい一面を見てしまったら、さらに好きになってしまいますね。
でも、主人公は「幻滅されたかも」と落ち込んでいた先程よりも、さらに悩むことになったでしょう。
そう、この一言が“優しさ”なのか“本心”なのか、という悩みです。
それって“優しさ?”それとも“本心?”
だって実際は、優しさだけで口にした一言だった可能性があるじゃないですか……。
本当はすっぴんボサボサで買い食いをして歩く姿を見て引いていたのかもしれない。
でも、あからさまに引いたら可哀想だから優しい一言をかけてしまった、とか。
そんな風に考え始めたらまた落ち込んで、反省会を開いてしまいそうですが……。
でも!
彼も主人公に片想いをしていて、心からの素直な一言をくれた可能性もありますよね。
主人公のことを普段から目で追っていて、そんなところも好きだなぁと思っていたとか!
両想いの可能性も全然あるわけです。
そんなわけで「もしかして両想い!?いやでも……。」と1人盛り上がったり、落ち込んだり。
主人公は眠れない夜を過ごしたことでしょう。
歌詞から推察するタイトルの意味
良い意味と悪い意味の2つ
「オーマイガー!」というタイトルには、2つの意味があると予想します!
まずは、「すっぴんボサボサの状態で彼に会うなんて最悪!」という悪い意味のオーマイガー。
歌詞の大半で描かれている、落ち込んだ状態で発する「オーマイガー!」ですね。
そして、反対に「すっぴんボサボサでも好きって言った……?私のことを?」という良い意味でのオーマイガー。
オチの彼の一言で状況が一変し、喜びから発した「オーマイガー!」です。
曲の前半と後半で意味合いが変わる粋なタイトル設定になっています。