人からの意見なんて要らないという、主人公の強い意志の見える歌詞ですね。
何をするにもとことん自分で考えて行動した方が納得がいくものです。
一見すると有難いアドバイスのように見えます。
しかし社会の一般的な生き方に窮屈さを覚えている主人公には、それが雑音の様に聞こえるのかも知れませんね。
綺麗に咲くために
私好きに生きてるだけ
光を浴びて音を浴びて
いつか花咲いて行ける
風になびかれても
私は私の足で立ってる
向かってく 前へ前へ
yeah 自分を愛して咲かそう
出典: 爽健美茶のラップ/作詞:Rachel・Mamiko 作曲:近田春夫
ここで記事タイトルにもなっている「いつ花咲くのか?」という問いの答えが出ています。
主人公は自分の気の向くままに好きな事をして生きていこうと決めました。
これまでは普通のOLとして社会に溶け込むように生きて来たのかも知れません。
けれど、それでは綺麗に花咲く事が出来ないと感じた主人公は自由に生きる事を決心しました。
いつか花咲く=夢を叶えるという目標を胸に歩き出したのです。
ここではそれがどんな夢なのかは語られていません。
しかし伸び伸びとした人生を手に入れた主人公は、冒頭の頃と比べると非常に幸せそうです。
いつか花咲くとはいっていますが、もしかすると「既に花咲いている」といえるのかも知れませんね。
新しい生活
どんなひとときを咲かそう
あなたと一緒にいたいの
明日からはおはよう
コップ一杯流し込んだ
開けたドア なんとなく見上げた空が
青すぎてんのさ
出典: 爽健美茶のラップ/作詞:Rachel・Mamiko 作曲:近田春夫
物語終盤になってパートナーらしき人物が登場しましたね。
この人物は本当に彼氏なのかも知れませんし、主人公が手に入れた自由の象徴なのかも知れません。
いずれにせよこのパートナーと共に過ごすこれからの毎日こそが、主人公にとって素晴らしく望んでいたものなのでしょう。
今まではアラームをセットして起きていた朝でしたが、明日からはおはようの一言で起きる事が出来るのです。
些細な事ではありますが何だかとても解放されたような感じがしますね。
もしかすると勢いそのままに会社を辞めてしまったのかも知れません。
勇気のいる行動ではありますが、主人公にその事を後悔している様子が一切ないのが清々しいですね。
怖いもの無しの主人公の新しい人生。
澄んだ青空のように素敵なものになるような気がしますね。
最後に
如何だったでしょうか?
一般的な女性の生き方に疑問を抱いていた主人公でしたが、心機一転新しい生き方を選択しました。
いつ花咲くだろうかと期待しながら、少し不安な様子も見受けられました。
しかし勇気を持って夢に向かって進む主人公の姿は、自分を隠して生きていた頃よりもずっと生き生きしています。
本当に開花するのはまだ先の事なのかも知れませんが、主人公は実は既に花咲いているのです。
明日からの生き方についてもどの様なものなのか判明しましたね。
OLの朝は目覚まし時計の音から始まるのが普通ですが、物語の最後で主人公はアラームをセットしませんでした。
明日からは「おはよう」の一言と共に朝を迎える事が出来るからです。
これは時間的拘束からの解放を意味していると考えられるので、おそらく我慢して勤めていた仕事を辞めたのでしょうね。
次の朝からは好きな事の為に生きる、気ままな生活が待っているのです。
冒頭から結末にかけて主人公がどんどん吹っ切れた様子になっていく様が非常に印象的な歌詞でした。
是非ともこのまま元気に突き進んでもらいたいですね!
最後になりましたが、生き方について歌われている他曲の考察記事のリンクを掲載させて頂きます。
よろしければそちらも併せてご覧下さい。
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