告白の翌日に男性の心を捨てる……という少々ややこしい展開ですが、結局フラれています。
それでも女性とは、クリスマスのスキーで再会する仲間同士。
この失恋の経験が痛手となって、1年が経ってしまった感じでしょうか。
1年ぶりでも実際に会うと気になって彼女のことを見てしまうわけですね。
これは失恋を引きずっている状態になるでしょう。男性にとっては忘れられない出来事。
でも女性にしてみたら、告白した自分のことを忘れているかもしれない……と想像しています。
忘れていても驚かないなんて、やはり強がりなのではないでしょうか。
男性が贈ったのは何?
歌詞【3】
(Merry Christmas)
I wrapped it up and sent it
With a note saying “I love you”
I meant it
Now I know what a fool I've been
But if you kissed me now
I know you'd fool me again
出典: Last Christmas/作詞:George Michael 作曲:George Michael
独自和訳【3】
ブローチの意味
サビでは「心を捧げた」という表現でしたが、今度は「それを贈った」という展開。
またもや抽象的ですが、ラッピングして贈ったことはわかります。
具体的には僕の心、メリークリスマスという言葉、愛……などが当てはまるでしょう。
MVでは、ジョージの前で、女性が赤いケースをパカッと開けるシーンもありました(3:10~)。
その中身までは確認できませんが、指輪とかアクセサリーが入っているようなケースです。
去年のクリスマスの回想シーンなので、「ブローチを贈った」ことになるでしょう。
つまり男性が本気で告白するほど、去年のクリスマスに2人の仲は良かったことになります。
少なくとも男性が勘違いする程度には……。しかし次の日に女性は「それを捨てた」わけです。
ただ、今年のクリスマスに女性はブローチをつけているので、捨てたのは「愛してる」のメモ。
ゴミ箱に捨てられたラブレターを男性が見てしまった……ということかもしれません。
今年のクリスマスに女性はアンドリュー扮する男性と仲良くしつつブローチを気にしていました。
アクセサリーとしてのブローチに対する物欲なのか、ジョージにも未練があるのか……。
いずれにしてもジョージ扮する男性ほど本気ではなさそうです。
それでもまただまされるかもしれない……と男性は弱気になっています。
相談相手だった?
歌詞【4】
A crowded room
Friends with tired eyes
I'm hiding from you and your soul of ice
My God
I thought you were someone to rely on
Me?
I guess I was a shoulder to cry on
出典: Last Christmas/作詞:George Michael 作曲:George Michael
独自和訳【4】
混雑した部屋
疲れ目の友達
僕は君から隠れている
君の冷たい心からも
ああ神様
君は頼りになる人だと思ったのに
僕?
僕はただの相談相手だったみたい