何度も何度も、しんどくて、つらい思いをしてきたようです。

そう思い、傷つきながらも、いや、自分はダメじゃない、ちゃんと描いている「未来」があるんだ、だから「もう一度」「立ち上がるんだ」と決意をしています。

頑張れ自分、と応援したくなります。

昨日から雨は止まない でも傘なんて持ってない
悲痛 現実 僕らいつも雨曝しで
って言う諦めの果てで「それでも」って僕等言わなくちゃ
遠くで戦っている 友よ挫けるな

出典: もう一度/作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ

絶望するような出来事があっても、その中に必ず「それでも」光、未来はあるのです。

「遠くで戦っている」誰かを思って「僕」を奮い立たせるのです。

それはオンラインのゲームの中の世界かもしれない、けれど、絶望するようなこのリアルな世界にも自分と戦っている友のような存在は必ずいるのです。

「僕」も挫けたくない、そう思っているように見えます。

もう一度 もう一度 馬鹿な僕らが 馬鹿な希望を
馬鹿にされてこぼしたあの涙が 無駄だった訳ではないよ
もう一度 もう一度 僕等を笑ったこの世界に
ふざけんなって借りを返す為に 僕は立ち上がるんだ
もう一度

出典: もう一度/作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ

誰かに馬鹿にされたのか、うんざりするような日常のいさかいに、涙したことがあったようです。

それは、いやな過去ではなく、「無駄だった訳ではない」のです。

その悔しさをエネルギーにチェンジして「ふざけんな」と踏ん張って「立ち上がる」ことができるんだ、「もう一度」。

何度でもチャンスはあります。

何度、挫けたとしても、何度でも立ち直ることはできると励ましているようです。

もう一度もう一度 押しつぶされる度つぶやいて
ようやくたどり着いたこの場所に正解 不正解もないよ
もう一度 もう一度 あの日離れていった希望に
ざまぁみろって言ってやる為に 何度も立ち上がるんだ
もう一度

出典: もう一度/作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ

今度は、より今までの自分を超えた新しいところまで、「ざまぁみろって言ってやる」くらいまでのエネルギーを増やして、立ち上がる決意です。

「もう一度」って言葉、いいですね。

「僕」も「もう一度」がんばるんだと何度もつぶやいて、必死に自分と闘っているようです。

自分に負けないように。

勇気が出る呪文のようなタイトルです。

なんだか泣けてきます。

動画はこちら

ラフ画のような、未完成のような作画のアニメーションが、ざらついた心情を増幅させてくるようです。

鬼ような存在に追いかけられている純粋無垢な少女。

その鬼に、腕をもがれても、身体を引きちぎられても、涙を流しても。

鬼は、自分の弱い心の象徴かもしれません。

そんな惨めなボロボロな自分になっても、強い自分を信じている、そんな感動的なアニメーションです。

演奏シーンは、CGなのでしょうか。

何度も見たくなる、聴きたくなるようなPVです。

まとめ


Amazarashiの「もう一度」の歌詞をひもといてみました。

秋田ひろむの世界観に、共感し、そこでひとつ壁を超えて、立ち上がる勇気をもらえると評判です。

4枚目のアルバム「地方都市のメメント・モリ」も好評です。

2018年、ライブツアーがZepp DiverCity Tokyoを皮切りに全国10カ所10公演が予定されています。

今後のAmazarashiには要チェックです!

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