少しやせたそのからだに似合う服を探して
街へ飛び出せばほら みんな振り返る
チャンスは何度でも 
訪れてくれるはず 彼だけが 男じゃないことに気付いて

出典: 元気を出して/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

2013年12月4に発売されたコンピレーション・アルバムMariya's Songbookに収録されている楽曲です。

2011年には、 gooが行なった竹内まりやの一番好きなシングルランキングにおいて得票数トップを獲得し、竹内まりやの代表曲の一つになっています。

アメリカのシンガーソングライター・ジェームス・テイラーとカーリー・サイモンの離婚がきっかけとなり、カーリーを励すために作ったと公表しています。

そのような背景があるため、切なさととも前向きさも表現し、TVドラマやCMのタイアップ曲として採用されている楽曲でもあります。

5位 SEPTEMBER


セプテンバー そしてあなたは
セプテンバー 秋に変った
夏の日ざしが弱まるように
心に影がさした
セプテンバー そして九月は
セプテンバー さよならの国
ほどけかけてる 愛のむすび目
涙が木の葉になる

出典: SEPTEMBER/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

SEPTEMBERは収録されているアルバムがなく、2014年9月10日に発売された「TRAD」の初回限定盤のみについているDVD「35minutes of Mariya’s Filmographyにのみ収録されています。

表題の通り、9月をテーマに歌い上げられた楽曲として、季節替わりと男性の気持ちの変化が描かれています。

「セプテンバー あなたは秋(飽き)に変わった」と解釈されることもあり、男性の気持ちが離れていく女性の切なさが表現されている楽曲です。

4位 真夜中のナイチンゲール

あなたの瞳に映る
哀しみの理由を教えて
どんなに近くにいても
届かない心の裏側
My love 私は闇夜に
My love さえずるサヨナキドリ
ただそばにいさせて
忍び寄る孤独から守るわ

出典: 真夜中のナイチンゲール/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

真夜中のナイチンゲール「Bon Appetit!」「Souvenir〜Mariya Takeuchi Live」「Expressions」などのアルバムに収録されています。

TBSドラマ「白い影」主題歌として広く知られており、主演の中居正広の瞳の奥にあった悲しみを表現したというエピソードが残っています。

病に蝕まれた外科医・直江庸介と彼を思う看護師・志村倫子の関係がテーマとなった楽曲でもあります。

死病と闘いながらも心を閉ざしていまう直江と、彼を理解し、寄り添い続ける倫子の関係性が目に浮かぶ歌詞が特徴です。

人気曲ランキングTOP10 1位〜3位

3位 シングル・アゲイン


変わり続けてく
街並のように もとには戻れない
若き日のふたり
彼女を選んだ 理由(わけ)さえ聞けずに
ただ季節は流れ
見失った約束

出典: シングル・アゲイン/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

「Quiet Life 」「Impressions」などのアルバムに収録されている竹内まりやにとって18枚目のシングルです。

日本テレビ「火曜サスペンス劇場」主題歌として親しまれており、女性が浮気された時の心情をテーマにした曲として注目をあつめました。

1980年の「不思議なピーチパイ」から9年の歳月を経て、TBSテレビ「ザ・ベストテン」の第8位にランクインし、約70万枚の販売実績のある楽曲です。

歌詞からは分かれた男性との関係性が伺え、更にその原因さえも知らされいないまま男性に忘れられていくという切ない情景が盛り込まれています。

2位 不思議なピーチパイ

光にゆれる気分はピーチパイ
私の体をバラ色に染めて
恋が始まる予感はピーチパイ
小さな私の宇宙はまわる

出典: 不思議なピーチパイ/作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦

「LOVE SONGS」「Expressions」に収録されている楽曲です。

1980年の資生堂CMソングに採用されており、竹内まりやを女性アイドルとして印象づけた女の子好みの歌です。

竹内まりや自身初めてオリコンTOP10入りを果たした楽曲でもあり、最高ランキング3位、トータルセールスでは約40万枚を記録しています。

甘酸っぱいピーチパイを恋心に置き換え、「不思議な」とつけることで男性から見ても、また女性自身でもコントロールできない初々しさが表現されています。

1位 駅

ひとつ隣の車両に乗り
うつむく横顔 見ていたら
思わず涙 あふれてきそう
今になってあなたの気持ち
初めてわかるの痛いほど
私だけ愛していたことも

出典: 駅/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

 

「Impressions」「Expressions」に収録されており、元は中森明菜への提供曲であり、中森明菜のアルバムにも収録されている楽曲です。

映画「グッバイ・ママ」主題歌としても知られており、竹内まりや自身も数秒出演しています。

「私だけ愛していたことも」という歌詞には、あえて「私だけが」「私だけのこと」などを書き込んでいません。

主語の特定が難しい造りにしていることで多くの方が自分の解釈を行いやすく、その情景を楽しめる一曲に仕上がっています。