AKB48二代目総監督・横山由依
在籍するメンバーの数は国内外を合わせると、なんと600人に及びます。
その巨大なグループのトップに君臨する総監督・横山由依。
ファンの間では「ゆいはん」と親しまれている彼女の歴史を紐解いていきましょう。
総監督就任
まず始めに語らなければならないのは総監督への就任です。
AKB48グループ総監督は2012年に創設されたグループのメンバーを統括するポジション。
その初代総監督である高橋みなみがグループ卒業を発表すると同時に次期総監督を指名しました。
それが横山由依です。
彼女は2015年からその役割を引き継ぎ、二代目総監督になっています。
ファンの間では決して知名度の高くないゆいはんが総監督を務めることに疑問の声も上がりました。
高橋みなみがゆいはんを総監督に指名した理由は明かされていません。
初代総監督・高橋みなみの信頼
ゆいはんは「超」が付くほどの努力家であることが知られています。
メンバーの間では良く知られている事のようで、そのエピソードには事欠きません。
それは長きに亘ってAKB48を牽引してきた、グループの絶対的リーダーであった高橋みなみが認めるほど。
彼女が次期総監督に指名したのは、ゆいはんへの厚い信頼があったからかもしれません。
重圧の中で光る優しさ
また、ゆいはんは気配り上手なことでも知られています。
総監督就任後、ゆいはんに重くのしかかるプレッシャー。
前任者である高橋みなみが演じていた役割を担えない。
そんな挫折の経験が後のインタビューで語られています。
しかし、そんな重圧の中でもメンバーを気遣うゆいはん。
「AKB48のことを考えない日はない」という彼女がメンバーの信頼を集めていることが窺えますね。
初代総監督とは異なるリーダー像に共感を覚えるファンも多いのではないでしょうか。
挫折から始まる歴史
そんな彼女ですが、総監督就任までも決して順風満帆だったわけではありません。
ゆいはんのAKB48での歴史は挫折から始まるのです。
二度のオーディション落ち
2009年9月、ゆいはんは研修生としてAKB48に加入します。
しかし、オーディションを受けたのはこれが初めてではありません。
同じ2009年の春に二度、オーディションを受けています。
一度目は姉妹グループのSKE48のオーディション。不合格。
二度目は、その約一か月後に行われたAKB48のオーディション。こちらも不合格。
どちらも最終選考まで進みながらのオーディション落ちでした。
当時16歳だった少女にとって、それは大きな挫折だったのではないでしょうか。
期待の新人
三度目のオーディションでようやく合格を勝ち取り研修生入りを果たしたゆいはん。
そこから約一年後、近畿出身者として初めての正式メンバーに昇格。
これを皮切りに、新ユニット結成やデビュー、初の選抜メンバー入りなど次々に活動の場を広げていきます。