2008年に活動休止した伝説のバンド

1998年に結成

ELLEGARDENは1998年に結成されたロックバンドです。

2001年にはミニアルバムELLEGARDEN』でインディーズデビューを果たします。

以降、2006年の『ELEVEN FIRE CRACKERS』まで5枚のスタジオアルバムを発表しています。

ELLEGARDENの音楽はグリーン・デイのようなパンク・ロックを基調としたもので、パワーポップ、メロコアなどとも呼ばれるスタイルの音楽です。

シンプルなロックンロールと歌いやすいポップなメロディーでロックキッズたちの支持を得ました。

海外でも作品がリリースされ、来日アーティストのオープニングアクトも務めるなど、ワールドワイドな活動を行いました。

国内ツアーでは幕張メッセでライブを行い、日本でも有数の動員を誇るバンドとして活躍します。

それでも彼らは小さなライブハウスでのライブを続けていました。

広い会場ならばたくさんのファンにライブを見てもらえます。しかし、その分一人一人のお客さんとのコミュニケーションは希薄になってしまいます。

狭いライブハウスで濃密なコミュニケーションの元ライブを行う。それがELLEGARDENのポリシーでした。

そのため、チケットはいつも入手困難なプラチナチケットだったのです。

そしてそんな人気のピーク、2008年に彼らは突如活動休止を発表します。

【Space Sonic】ELLEGARDENが女装のPV?!改めて聴きたい名曲の歌詞を和訳解説!の画像

ソロ活動も盛ん

ELLEGARDENのメンバーはこの4人です。

細美武士(ボーカル・ギター)
生形真一(ギター・コーラス)
高田雄一(ベース・コーラス)
高橋宏貴(ドラムス・コーラス)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ELLEGARDEN

細美武士はELLEGARDENのほとんどの楽曲の作詞・作曲を担当しています。

ELLEGARDEN活動休止後、the HIATUSとしての活動をスタートし、現在まで5枚のアルバムを発表しています。

2015年にはMONOEYESを結成します。ELLEGARDENに近い、ポップでわかりやすいサウンドで注目されました。

生方真一は2009年にストレイテナーのベーシスト、日向秀和とともにNothing's Carves In Stoneを結成します。

現在まで8枚のスタジオアルバムを発表し、ツアーやフェス出演を行っています。

高田雄一はMEANINGのベーシストとして活動する一方、2018年にMAYKIDZを結成しています。

高橋宏貴はthe pillowsの山中さわお、GLAYのJIROとともにTHE PREDATORSとして活動しています。

このように、メンバーそれぞれがELLEGARDEN休止後も活発に自身の音楽を続けてきました。

ファンはそれらの音楽を聞きながら、いつかまた4人が同じステージに立つことを願っていたのです。

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2018年、待望の復活!

そして2018年5月10日、突如ELLEGARDENの公式サイトに動きがありました。

10年ぶりに、「THE BOYS ARE BACK IN TOWN」と題したツアーを行うことが発表されたのです。

現在発表されているのは2018年8月の3公演のみですが、今後追加日程やフェスへの出演などもあるかもしれません。

ファンにとっては待ちに待った復活ですし、リアルタイムでELLEGARDENを知らない若いファンにとっては伝説を目の当たりにできるまたとない機会です。

このツアーもまた、チケット争奪戦になることは間違いないでしょう。

今後の活動についてはまだ詳細は発表されていませんが、新曲、新作への期待も高まってきますね。

「Space Sonic」

収録アルバム

「Space Sonic」は2005年、5枚目のシングルとしてリリースされました。

彼らにとって初のオリコンシングルチャートTOP10入りを果たした曲です。

2006年のアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』に収録されている他、2008年リリースのベスト盤にも収録されています。

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PVで女装?

「Space Sonic」はPVが制作されています。メンバー全員が女装で演奏したことでも話題になりました。

アメリカのTVショーで演奏するという設定ですが、よく見るとカメラマンやディレクターも全員女装しています。

まだ見たことがない方はぜひ、ご覧下さい。

歌詞について