伝説のバンド:BOOWY
バンドブームの火付け役となったBOOWY
THE YELLOW MONKEYやLa'cryma Christi、プリンセス・プリンセスなど多数のアーティストが復活している中、どんなに再結成を望まれても決して揺るがないのが「BOOWY」です。
BOOWYは1981年の結成から1987年の解散までたったの6年間で、伝説を作り上げたバンドなんですね。
それまではビートルズのような音楽性が目だっていた80年代に、BOOWYはポップな中にエッジの効いたロックサウンドを入れたり、逆立てヘアーなどの斬新なビジュアル、そしてメディアにかぶれない強気な姿勢など異色のオンパレードでした。
そして何より、伝説といわれるのはバンド絶頂期の突然の解散ではないでしょうか。ロックバンドが異例のミリオンセラーを獲得し、これからもっと成長していくという期待の中発表された解散。
ラストライブは、9万枚以上のチケットを用意するも、たった10分で完売したそうです。携帯などない時代で、チケット予約が殺到し電話回線がパンクしたという逸話まで残っています。
あまりのカリスマ性に、バンドブームの火付け役となりました。
解散後も、アニバーサリーイヤーなどは、ベストアルバムや未発表曲などをリリースしています。
BOOWYのメンバー
ボーカル:氷室京介
BOOWYのボーカルは、現在ソロとしても活躍している氷室京介です。
音楽に対して強いこだわりを持ち、完璧主義な性格ゆえなかなか新しい楽曲が拝めないのですが、リリースされた楽曲はすべて完成度の高い名曲ばかりです。
ソロになっても活動のスタンスは変わらず、メディアへの露出は少ないですね。
1994年以降は、作曲・編曲・音決め・歌入れ・歌どりなどほとんど一人で作り上げているそうです。
BOOWYも「誰にも似ない」「どこにも属さない」という孤高のスタイルをとっていましたが、氷室京介はソロでも「孤高のカリスマ」と呼ばれていますね。
ギター&コーラス:布袋寅泰
布袋寅泰もBOOWY解散後、ソロ活動を行い人気を博しているアーティストですね。映画やCMなど俳優としても活動をしています。
吉川晃司とのユニット「COMPLEX」なども人気が高いですね。
「POIZON」「スリル」などソロでも名曲を残していますが、優れた作曲能力で楽曲提供も多く行っています。
ギタリストとしても抜群のリズム感、カッコよさ、メロディーセンスなどはさすがですよね。
ベース:松井恒松
BOOWYのクール担当と言えるのがベースの松井恒松です。BOOWY解散後は、ソロとなり精力的にアルバムなど発表しています。
また、時には布袋寅泰のツアーサポートメンバーとしても参加していますよ!
ソロとなり披露した歌声はロックの中でも落ち着いた安心感のある雰囲気があります。
ドラム:高橋まこと
松井恒松と一緒に、リズム隊としてBOOWYを支えてきたのが、サングラスがトレードマークのドラム、高橋まことです。
高橋まことは、BOOWY解散後はDe-LAXなど様々なバンドに参加し音楽活動を続け現在はJET SET BOYSのドラマーとして活躍しています。
BOOWYの名曲・人気曲ランキング
それでは、30年以上たった今でも色あせることなく響く伝説のバンドBOOWYの人気曲をランキング形式でご紹介したいと思います。
第5位:わがままジュリエット
第5位は1986年2月1日にリリースされたBOOWYの3rdシングル「わがままジュリエット」です。
BOOWYで初めて本格的なMVを作成した楽曲で、森に迷い込んだ少女が洋館で封印された本を読み死にかけるが一命をとりとめるというストーリー仕立てになっています。
爽やかなロックサウンドが魅力ですね。
泣き顔でスマイル
すりきれてシャイン
踊るならレイン
ピントはずれのわがままジュリエット
出典: https://twitter.com/tm_twitte/status/739070243855695872
ヨコシマな DAY DREAM
なげやりな IRONY
裏切りの RAINY DAY
ヨコシマな DAY DREAM
悲しみの シンパシー
出典: https://twitter.com/welovehotei/status/907623400402599936