「星が瞬くこんな夜に/supercell」の歌詞の内容が衝撃！ゲーム『魔法使いの夜』と世界観が一致？

好きなのも「私」の一方的な感情で、いつも怒ってばかりの「私」ですが、本当は生きる理由になるくらい深く愛しているのでした。

大切な人がいればどんなに辛くても生きていける、強くなれるという「私」の姿、共感できますよね。

「困難だらけの」という表現からも、過酷な運命を背負っている青子や有珠の姿と重なる所でもあります。

どんなに「私」は「キミ」が好きでも痛みを分かち合うだけの関係だと思っている「私」は二人でいるのにどこか「ひとりぼっち」だと感じるのでした。

そして、同じ空を見上げている今、沈黙になると、「私」と同じようにきっと過去にあった辛い出来事などを思い出しているであろう「キミ」を想い、「私」は何か言わなければと言葉を探します。

ただそばにいるだけでお互いの心の支えになるなら、それも十分に凄いことだと思うのですが...それでももっと心の側に行きたいと思うのは好きなら必然ですよね。

お互いの心の傷を感じさせる沈黙に何か言わなければと言葉を探していた「私」が言った言葉は、「ねぇ、流れ星が見たいな」でした。

そう言いながら冗談で、空に向かって星をなぞるように指を動かした時、星が流れたのです。

「私」の「キミ」を想う心が起こした奇跡でそれはまるで魔法のようでした。

お互いに辛いのに、自分よりも相手のことを常に思っている優しさがここまでの歌詞からも感じられましたが、この部分に一番表れていますね。

いつも一方的な感情という歌詞があったように、きっと「私」は「キミ」が鈍感すぎて伝わらないだけで本当は態度などでいつも好きだと伝えて来たのでしょう。

しかし、今日はそれを言うのを忘れていたと思い言いかけた瞬間、「キミ」の手が「私」の手に触れたのでした。

「キミ」も「私」が好きだということかなと思わず期待する「私」の気持ちを歌った歌詞です。

「星が瞬くこんな夜に」起こった二つの奇跡。

「私」の想いも「キミ」に届いているといいですね。

いかがでしたか？

「星が瞬くこんな夜に」は大切な人を想う気持ちが二つの奇跡を起こす、ドラマチックな歌詞の楽曲でした。

ぜひ、冬の澄んだ空気と、綺麗な夜空、そして、大切な人のことを思い浮かべながら聴きたいですね。