「鬨の声」というのは、闘う前に士気を高めるみんなの声のことです。

「ハレとケ」のハレは今でも使いますよね。大舞台に立つときや試合など練習の成果を見せるイベントを「ハレの舞台」といいうように特別な非日常のことを指します。

「ケ」はハレの真逆の状態で普段の生活のことです。

つまり、「ハレとケの往来に」というのはワールドカップの大舞台にたどり着くまでに繰り返してきた練習や試合で培った実力を今発揮しようと鼓舞しているわけですね。

「爽快な気分」は特別な試合の中で選手たちの気持ちをイメージしている歌詞ですね。

椎名林檎シングル「NIPPON」はNHKサッカーテーマ曲♪歌詞の詳細まとめの画像

ほんのつい先考えて居たことがもう古くて
少しも抑えて居らんないの

身体まかせ 時を追い越せ
何よりも速く確かに今を蹴って

噫また不意に接近している淡い死の匂いで
この瞬間がなお一層 鮮明に映えている
刻み込んでいる あの世へ持って行くさ
至上の人生 至上の絶景

出典: NIPPON/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

試合が始まり選手たちが全力で走り回っている姿が目に浮かびます。1秒ごとに変わる状況に神経を集中させて行動しています。

「ふいに接近している淡い死の匂い」は、選手たちの窮地を意味しているのではないでしょうか。サッカーはほんの一瞬でボールが奪われ点を取られることがあります。

死の匂いとは相手選手が不意に近くに現れボールを奪おうとすることだと思います。人間にとって命がないと何もできないように、サッカーにとってボールは命ののうなものです。

その命を守るギリギリの攻防戦は鮮明に記憶に残り、あの世にまで持っていけるほど素晴らしいものだと語っています。

椎名林檎シングル「NIPPON」はNHKサッカーテーマ曲♪歌詞の詳細まとめの画像

追い風が吹いている もっと煽って唯今は
この地球上で いちばん
混じり気の無い我らの炎
何よりもただ青く燃え盛るのさ

出典: NIPPON/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

私たちが応援している日本代表には追い風が吹いていて熱い心が燃えていると叫びます。

日本チームにはファンという追い風が吹いているのだから、勝利を勝ち取るためいざ進めと言っているようですね。

歌唱では英語で歌っている部分もありますが、歌詞の中にはあえて日本語しか入れなかったのも椎名林檎らしいこだわりですね。

まとめ

椎名林檎シングル「NIPPON」はNHKサッカーテーマ曲♪歌詞の詳細まとめの画像

いかがでしたか?

曲中の歌詞に対して賛否両論を巻き起こした楽曲ですが、聞いてみればその内容は誰かを全力で応援するものだとわかるはずです。

ワールドカップのために作られた曲ですが、応援歌としてもテンションが上がる名曲です。大舞台に立つ時や自分を鼓舞したい時にぜひ聞いてみてください。

「NIPPON」が好きなサッカーサポーターのあなたへ

サッカーサポーターの中には「NIPPON」を聴くと試合の名場面が思い浮かぶ方が多いのでは。

スポーツバーや友人同士で集まってみんなで観戦した楽しいシーンを思い出す方もいるでしょう。

応援国・選手のユニフォームを着て、もっと試合観戦を楽しみませんか?

こちらの記事ではおすすめ人気サッカーユニフォームをご紹介しています。

ユニフォームの種類や選ぶ際に注意する点も載っていますので、チェックしてみてくださいね。

サッカーのユニフォームには種類がある! サッカーファンやサッカープレーヤーはもちろん、街中で普段着用としてサッカーのユニフォームを着ている人も増えてきています。ワールドカップイヤーにはますます街中に各国のユニフォームを着ている人があふれかえるでしょう。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね