インディーズ最後のアルバムより「ノンフィクション」を紹介
2018年2月7日、アルバム「ターミナル」を引っ提げてメジャーデビューを果たしたThe Floor。
デビューしてからも変わることなく、ライブ中心の勢いのある活動を繰り広げています。
今年の活躍にももちろん興味を惹かれるところですが、今回紹介するのはインディーズ時代の楽曲です。
彼らがどんな道を歩んでここまで来たのか、どんな楽曲を生み出して来たのか。
デビューイヤーだからこそ、ここで一度振り返っておきませんか?
アルバム「ウェザー」より
2017年6月21日にリリースされた彼らのインディーズ最後のアルバム「ウェザー」。
今回はその中からアルバムリード曲でもある「ノンフィクション」を紹介します。
「ノンフィクション」はドラマや小説などでもよく使われる言葉ですね。
その意味は「現実に起こったこと」を表します。
対してThe Floorの描く「ノンフィクション」は一体何を表すのでしょうか。
この曲はただ単に彼らの体験を歌っただけのものではありません。
今を生きる人全てに、大切なことを伝えるメッセージが込められています。
この記事ではその内容に順を追って迫ってまいりましょう!
The Floorは地元の星!北海道テレビ「夢チカ18」オープニングにも
「ノンフィクション」はThe Floorの地元、北海道テレビの番組タイアップにも選ばれています。
タイトルは「夢チカ18」。約18年放送されている息の長い音楽番組です!
夢チカ18(ゆめちかじゅうはち)とは、北海道テレビ放送で制作・放送している音楽番組。2000年3月31日放送開始。
石沢綾子アナウンサーのナレーションで、若手アーティストを中心に紹介していく。
テーマ-音楽・夢・18歳
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/夢チカ18
番組テーマは「音楽、夢、18歳」と青春をイメージさせるような内容。
北海道テレビの次世代を応援していこうという姿勢には好感を持てますね。
地元にこういう基盤があるから、北海道からは良いアーティストがたくさん生まれているのでしょう。
これからも音楽シーンを支えていく若者をどんどん世に送り出してもらいたいものですね!
過去の作品も
「ノンフィクション」はこの番組の2017年6月度オープニングとして起用されました。
曲に込められたメッセージも若い人にオススメできるものなので、ピッタリの内容だったのではないでしょうか。
実はThe Floorの楽曲で使われたのは「ノンフィクション」だけではないんです。
過去には「リップサービス」「ハイ&ロー」「Wannabe」と、計4曲もタイアップになっています!
頑張っているアーティストは全力でプッシュするという北海道テレビの心意気を感じさせられますね。
「ノンフィクション」から垣間見るThe Floorの魅力
ここからは「ノンフィクション」の楽曲内容に触れていきましょう。
この曲は彼らのルーツの幅広さと、音楽を楽しもうという気持ちが伝わってくるような楽曲になっています。
楽しげな楽器隊
まずイントロからその楽しげな雰囲気を感じていただけるはずです。
脈打つように刻まれるバスドラの音に乗っかって、キャッチーに奏でられるギターフレーズ。
後を追うように入ってくる弾むようなベースと、冒頭からポップサウンド全開!
演奏を全力で楽しんでいるようなイメージですが、個々にハイレベルなプレイが見られるところもニクイですね。
特に際立って見えるのはドラムのコウタロウでしょうか。
サビでは頭打ちのスネアが気持ちいいリズムから、突如ダンスビートへと目まぐるしい展開を見せています。
その後も2番に入ると急にレゲエ調になったりと、バンドのパワフルさを支えているのはその遊び心ではないでしょうか。