人混みをすりぬける 大人が誘いの手を引く
経験が増えていく 避けて通れなくなってた
さまよったって 愛すること誇れる誰かに
会えなさそうで 会えそな気がしてたから生きてた・・・
出典: https://twitter.com/RecordAwardBot/status/927740355893592065
都会の人混みには様々な誘惑が潜んでいます。
中には抗いがたい魅力を放つものも。
ですがそれは安全なものばかりではなく、少女たちを食い物にしようとする輩も魑魅魍魎のようにうごめいています。
痛い思いも味わいながら、自らも大人に近づいていきます。
この大都会の中で、いつか自分を必要としてくれる、自分の居場所となってくれる、そんな愛に巡り合うことをどこかで予感しながら。
誇りを見失わずに
I'm proud 届きそうで つかめない いちごの様に
甘く切ない事 夜中 思い浮かべてた
ひとつふたつ消えてく 家の明かり数えていた
街中で寝る場所なんてどこにもない
体中から涙こぼれていた
出典: https://twitter.com/RecordAwardBot/status/939895432481718273
こんなにたくさんの明かりが街にはあふれているのに、みなその明かりのついた暖かい部屋で眠りにつくというのに。
自分には、そんな優しい明かりが待っていてくれるような居場所がありません。
街中が明かりを落とし、眠りにつこうとする中、彼女は孤独を噛みしめます。
それでも、自分を誇りに思うことだけは失うことはないけれど。
最善を尽くしても理解りあえない人もいためちゃくちゃを言ったって 瞳の奥の優しさを持ってる人 持ってる私をあげたい忘れないでね 寂しくたって私は負けない
出典: https://twitter.com/kahara_kashi/status/941019629404618752
どれだけ努力しても、相容れない人も中にはいるでしょう。
逆に、口では無茶なことや時にはひどいことを言いながらも、瞳の奥はいつも笑っているような、そんな関係を築ける人もいるでしょう。
周りがどうであれ、自分はそうありたいと願います。
どんなに孤独で、寂しさにくじけてしまいそうになったとしても、決して負けない。
誇り高く、愛を失うことなくこの都会を生き抜いていくのです。
I'm proud いつからか 自分を誇れるように
なってきたのはきっと あなたに会えた夜から
声にならなくても 想いがときには伝わらなくても
笑顔も泣き顔も全てみんな 必ずあなたに知ってもらうの
…I'm proud
出典: https://twitter.com/FortuneAbyss/status/893457943961653248
そうやって信念を抱いて生きてきたら、理解してくれる人に巡り合える。
その時初めて、強がりでなく、心から自分を誇れる時が来る。
今までだって、誇りをもって生きてきた。
決して誇りを失うことなく。
でもそれは、孤独な自分がこの都会を生き抜くための武器でもありました。
これからはそうでなく、愛する人のそばにいて、自分のすべてを受け入れてくれる、その時初めて自分自身を愛することができて、心から自分を誇れるようになるのです。
”風と共に去りぬ”のヒロイン、スカーレット・オハラはどんな女性?
小室哲哉がモチーフにしたという”風と共に去りぬ”の主人公の女性、スカーレット・オハラは最後に長年自分を一番に愛してくれていたレット・バトラーの愛に気付くも時遅く、彼は疲れ果て去ってしまいます。
実はスカーレット自身もレットを愛し始めていたのですが自覚がなく、幼馴染の既婚者、アシュリーへの愛を追い続け、傍若無人にふるまってきた彼女をレットはずっと愛してきました。
ですがアシュリーのことしか考えていないスカーレットへの愛に疲れ始めていたレットは、二人の愛娘が不慮の事故で死んでしまった時から、彼女への愛が途切れてしまいます。
スカーレットは最後になってレットの愛が自分を今まで守ってきてくれたと気付き、彼とやり直せると身勝手に考えますが、レットは彼女のもとを去り、故郷に帰ります。
長年自分を支えてきてくれた幼馴染で義妹のメラニーも亡くし、自分を愛してくれていたもの全てを失い、一瞬は孤独と絶望に打ちひしがれるスカーレット。
しかしすぐに彼女は立ち上がり、そしてあの有名なセリフを口にします。
”明日は明日の風が吹く”、と。
スカーレット・オハラを現代女性に見出して
厳しい南北戦争の時代をたくましく生き抜いたスカーレット。
彼女の性格や生き方には賛否両論ありますが、全編を通して彼女はいつでも彼女らしく、誇り高く生きてきました。
その自分の生き方が孤独を招く結果となりましたが、それでも後悔することなく胸を張って前を向きます。
小室哲哉は、スカーレットのその誇り高く生き抜く姿を、冷たい都会で生きる現代女性に見出したのかもしれません。
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