あなたと以外
もうどこにもいけない
波の中で
出典: 花占い/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy
子供時代から今まで、主人公の人生には彼女の姿しかありませんでした。
他の女性と一緒にいたこともなければ、そうしたいとすら思わなかった主人公。
出会った時から、一生を添い遂げたいと思える存在だったのです。
そしてその直感通り、主人公にさまざまな経験をさせてくれた彼女。
これまで経験してきた喜びや悲しみの全ては、彼女がいなければ感じることはできなかったでしょう。
寄せては返す波のように、楽しい時や悲しい時を繰り返していく人生。
しかしどんな時も主人公のそばには彼女がいて、彼女のそばには主人公が寄り添っています。
別々の人間が共に生きる奇跡
混じり合わない
日々の中で
2人がたっている
永劫を
出典: 花占い/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy
めくるめく日々の中で、時の流れは速くなったり遅くなったりするものです。
簡単に手に入れることができるものもあれば、速すぎて掴めないままのものもあるでしょう。
そして、その時何を掴むかで人生は大きく変わってきます。
1人1人が異なるものを手に入れながら、別々の人生を歩んでいくこの世界。
主人公と彼女は紛れもなく「違う人間」で、見え方も感じ方も違うはずです。
しかしそんな世界の中で、唯一崩せないものが「2人の想い」。
たった1つ共通するこの想いを守り抜き、永遠にすることができたら……。
2人の頭の中には、お互いが支え合いながら同じ場所に立っているイメージがこびりついて離れません。
終わりなき恋路の中で
願いを越えて、また願って
「そんなことより
願いは君との先にある」
たわいない話を2人で
しよう
出典: 花占い/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy
現時点で抱えている、「ずっと一緒にいたい」という夢。
しかしこれから先の未来には、そんな夢がちっぽけに思えてしまうほどの輝きが待っているはずです。
1つの夢を叶えた時、人は自然と次の夢を追いかけ始めるもの。
次はどんな希望を追いかけようか、わくわくしてしまいそうです。
いつだって過去を振り返ることなく、水平線の向こう側をのぞくように前を向き続ける2人。
一見乗り越えられそうにない壁も、2人ならば手を取り合って越えていけることでしょう。
はるか先の未来でも
僕たちの1000年の恋は
相槌で折れる花のようだ
僕たちは1000年後もまだ
同じように待ってんだ
笑っちゃうよね
出典: 花占い/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy
寿命などお構いなしに、永遠に続いていきそうな2人の関係。
命が終わってしまっても、生まれ変わってまた同じ運命を辿るのです。
そして今いる2人は、ずっと昔から続いてきた運命の途中に立っているだけ。
2人の歴史は今に始まったことではないのです。
固くて強い運命を、伸ばしに伸ばしたような2人の関係。
それはふとした拍子にプツンと切れてしまいそうなもろさを兼ね備えています。
それでも、これまで何とかそのか弱い糸を繋いできた2人。
これから先の未来でも、2人を繋ぐ糸が切れることはありません。
花びらの数だけある願い
花占いで願うのは
何年経っても妄想が
根を張ってもうこんなに
溢れ出している
願いは
花が散るほど
溢れ出していく
花占う恋歌
出典: 花占い/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy
花びらをちぎるたびに、その1枚1枚に想いを込めてきた主人公。
最初に願ったのは「ずっと一緒に」、そし次に願ったのは「ずっと笑顔で」……。
数えればキリがないほどの願いの数々は、日々の生活の中にしっかりと現れていました。
主人公と一緒に過ごしている間は、心からの笑顔を浮かべることができた彼女。
それもこれも、彼女を幸せにしてあげたいと願う主人公の心が生み出したものです。
そしてこれからも、花びらの数だけ願いを込めていこうと誓う主人公。
彼女を、そして自分を幸せにするために、主人公の願いが尽きることはないのです。