「俺たちの明日」は一貫して、ここにはいない誰かを思い浮かべて呼びかけるような言葉が綴られています。

そして、“ここにいない誰か”は、自分にとってかけがえのない時間を過ごした、大切な人だということがわかります。

歌詞には30代までを振り返る内容が描かれていますが、ちょうど30代~40代くらいでこの曲を聴くと、本当に胸にしみそうですね。

前を向きたくなるリフレイン

さあ がんばろうぜ!
負けるなよ そうさ オマエの輝きはいつだってオレの宝物
でっかく生きようぜ!
オマエは今日もどこかで不器用に
この日々ときっと戦ってることだろう

出典: https://twitter.com/e_k_25/status/922420561506066432

10代・20代を過ごし、30代を迎えて日々生きる中で、色々あるけれども、それでもがんばろうぜ!と呼びかけ、前を向かせようとしてくれる…。

曲の中で何度も繰り返されるリフレインの部分からは、毎日を一生懸命生きる人に寄り添い、励ますエレファントカシマシの土臭い優しさが感じられます。

背中を押される最後

さあ がんばろうぜ!
輝き求め暮らしてきた そんな思いがいつだってオレたちの宝物
さあ出かけようぜ!
いつもの景色この空の下 いつかどでかいどでかい虹をかけようよ

さあがんばろうぜ!
負けるなよ そうさ オマエがいつかくれた優しさが今でも宝物
でっかく生きようぜ!
誓った遠いあの空忘れないぜ そうさ 今も 同じ星を見ている

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=E05160

若い頃を振り返ると、つい“あの頃は良かったな…”とか“今の俺は何やってんだ”と言いたくなることも、ありますよね。

しかし、そんな“限界知らずで夢見た日々”や“バカなことして楽しかった毎日”があったからこそ、今の自分があるんだ!と、この曲は最後まで聴く人の心を押し上げようとしてくれます。

そして、遠く暮らすあの頃の友人に思いを馳せて奮起する自分と同じように、遠い空の下の友人もまた、あなたのことを思って奮起しているかもしれないと、気づかせてくれます。

“大丈夫、俺たちはこれからも、あの頃のように、輝いていて、あの頃と同じように、がんばれる!”そう思わせてくれる歌詞ですね。

おわりに

デビュー以来、日本のロック界で孤高の存在として、輝き続けるエレファントカシマシ

年齢とともに、メンバーの経験が積まれていくことが、そのまま、作品の深みへと繋がっているのは、本当に素晴らしいですよね!

これからも、精力的にたくさんの作品を発表してくれることが楽しみでしょうがないバンドです!

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