THE BLUE HEARTSとは?


THE BLUE HEARTSは、ボーカルの甲本ヒロトさんギターボーカルの真島昌利さん。
ベースコーラスの河口純之助さんドラム梶原徹也さんの4人からなるパンクロックバンドです。
1985年に結成、1987年にリリースした「リンダリンダ」でメジャーデビューを果たし、シンプルかつダイナミックなメロディと文学的な歌詞で若者から絶大な人気を集めました
しかし、1995年に「バンドを続けるための演奏技術がこのメンバーでは出せない」として解散。
THE BLUE HEARTSは約10年の活動に終止符を打ったのです。
解散から約22年。彼らの曲は時を経ても全く色褪せることなく、今でも多くの人の心を掴んで離しません。
ここからは、パンクでかっこいいTHE BLUE HEARTS人気と、メッセージ性が強いTHE BLUE HEARTSの名曲をご紹介していきます。
彼らの楽曲をちゃんと聴いた事のない人も、この記事を読めば彼らが何故未だにたくさんの人に支持されるかが分かるでしょう。

THE BLUE HEARTSの人気曲

まずは、「まさにTHE BLUE HEARTS!」というようなパンクでかっこいい人気の曲をご紹介していきます。

ここで紹介する曲はドラマやCMのタイアップソングとして使用されたものも多数!

THE BLUE HEARTSのことをよく知らない方でも口ずさめる曲があるはずです。

人にやさしく

THE BLUE HEARTSのおすすめ曲まとめ!人気曲から隠れた名曲までご紹介の画像

気が狂いそう やさしい歌が好きで
ああ あなたにも聞かせたい
このまま僕は 汗をかいて生きよう
ああ いつまでもこのままさ
僕はいつでも 歌を歌う時は
マイクロフォンの中から
ガンバレって言っている
聞こえてほしい あなたにも
ガンバレ!

出典: https://twitter.com/BLUE_HEARTS_com/status/917181294932406273

1987年2月に自主制作にてリリースされた「人にやさしく」は、THE BLUE HEARTSの原点とも言える1曲です。

2002年に放送されたフジテレビ系ドラマ「人にやさしく」の挿入歌として起用されました。

そのことで、当時の若者にもTHE BLUE HEARTSというバンドが知られるようになったのです。

歌詞の内容はいたってシンプルで難しい言葉などは一切入っていません。

しかし、そのシンプルさゆえに、「ガンバレ!」という言葉が直に心に響いてきませんか?

あなたは1人じゃないよ、僕たちの歌があるじゃないか!と言ってくれているかのよう。

聴いているだけで勇気付けられます

この楽曲を聴いていると、心がスッと軽くなるのを感じられることでしょう。

そしてボーカルの甲本ヒロトさんはずっと変わらず、これからもみんなを応援するために歌い続けるといっています。

彼にとって、歌を歌うことで誰かを勇気付けることが自分にできること。

もしくは使命だと考えているのではないでしょうか。

一生懸命に生きる人々のために、歌い続けることを誓う彼らからはストレートな格好良さが感じられます。

「人にやさしく」は、THE BLUE HEARTS流の応援歌でした。

人にやさしく/ハンマー
THE BLUE HEARTS
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リンダリンダ

1987年5月にメジャーデビューシングルとしてリリースされた「リンダリンダ」。
THE BLUE HEARTSの楽曲の中で1番有名な曲として知られています。
THE BLUE HEARTSが活躍していた時代を知らない、若い世代の人でも1度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

ドブネズミみたいに美しくなりたい
写真には写らない美しさがあるから

出典: https://twitter.com/new_music_80s/status/893974053832097792

ドブネズミという忌み嫌われる動物を歌詞の初っ端から登場させ、さらにはドブネズミのように美しくなりたいと歌っており、インパクトとしては絶大。
汚くてもかっこ悪くても、芯を通して生きていけばそれだけで美しい。そんなメッセージが込められているかのようですね。
自分たちの想いを泥臭くとも届けようと奮闘する彼ららしさが溢れた歌い出しです。

「リンダリンダ」に込められた意味

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リンダリンダ リンダリンダリンダ
リンダリンダ リンダリンダリンダ
もしも僕がいつか君と出会い話し合うなら
そんな時はどうか愛の意味を知って下さい

出典: https://twitter.com/1080p60_09q0801/status/913781888279392257

そして、サビで連呼されるリンダリンダという言葉。実はこの言葉に意味はないそう。

作詞を手掛けた甲本ヒロトさん。

インタビューで「リンダリンダという言葉に意味なんかないし、答えなんかない。ただ心に浮かんだ言葉を歌ってくれればいい」と発言しています。

THE BLUE HEARTSを代表する楽曲ですが、「リンダリンダ」という言葉に意味が込められていないというのは驚きです。

ただ心のままに歌うというのが、何とも彼ららしいですね。

見た目は泥臭くても、心は美しくありたいという彼らの想いが全編に込められています。

見た目の良し悪しよりも心を磨いて生きていきたい。

自分の心の中で燃える想いを「君」に伝えようとする主人公の姿。

それは不器用にも思えますが、だからこそストレートに私たちの心に響いてきます。

誰よりも真っ直ぐに強く生きていこうとするその姿勢に元気付けられる1曲です。

リンダリンダ/僕はここに立っているよ
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