THE BLUE HEARTSの社会派な一面

TRAIN-TRAIN

栄光に向って走る あの列車に乗っていこう
裸足のままで飛び出して あの列車に乗っていこう
弱いもの達が夕暮れ さらに弱いものをたたく
その音が響き渡れば ブルースは加速して行く

出典: https://twitter.com/kamonokotetsu/status/898485089532641280

1988年11月にリリースされたTHE BLUE HEARTS5枚目のシングル「TRAIN-TRAIN」。

こちらはTBS系ドラマ「はいすくーる落書」の主題歌として起用されたことで人気に火がつきました。

バンドとして初のオリコンチャート入りを果たした楽曲でもあります。

歌詞に出てくる「栄光に向かって走るあの列車」に乗って、THE BLUE HEARTSというバンドはどこへ行こうとしているのでしょうか?

「列車」に乗って

THE BLUE HEARTSのおすすめ曲まとめ!人気曲から隠れた名曲までご紹介の画像

見えない自由が欲しくて
見えない銃で撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ

出典: https://twitter.com/ohagideath/status/915865982593204224

しかし、どうやら彼らは列車に素直に乗っている気はなかったようですね。

見えない自由を手に入れるために見えない銃で「社会的な権力」に反抗しようとするパンクロックバンドらしい歌詞に仕上がっています。

彼らの社会派な一面が感じられる1曲。

メッセージ性と衝動性のバランスが何とも彼ららしく感じられます。

この楽曲に合わせて駆け出して行きたくなりますね。

「列車」という言葉からも彼らの愚直に前へ進んでいこうとする姿勢が表れています。

どこまでも前を向いて進もうとする彼らを見習って、自分も明るい未来に向かって日々を頑張ろうと思える楽曲です。

Train-Train
THE BLUE HEARTS
トライエム
販売価格 ¥2,155(2017年10月12日10時44分時点の価格)
売上げランキング: 7304

1000のバイオリン

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1993年にリリースされたTHE BLUE HEARTS15枚目のシングル「1000のバイオリン」は、発売当時はそこまで売上が伸びなかった楽曲でした。
しかし、2006年にコーヒー飲料のCMソングとして起用され、2010年には「1000のバイオリン」のカップリングとして収録されている「1001のバイオリン」がアパレルメーカーのCMソングとして起用されたことで曲の認知度が一気にアップ。
多くの人が口ずさめるTHE BLUE HEARTSの人気曲になりました。

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ 楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に おもしろい事をたくさんしたい
夜の扉を開けて行こう 支配者達はイビキをかいてる
何度でも夏の匂いを嗅ごう 危ない橋を渡って来たんだ

出典: https://twitter.com/BLUE_HEARTS_com/status/916501843429093377

ヒマラヤほどの消しゴム、ミサイルほどのペンなど、想像力を掻き立てるような言葉が並び、楽しいことや面白いことをしたい!
と歌うこの曲は、支配や権力に怯えて遠慮して生きるのなんてつまらない!楽しまなきゃ人生損だぞ!
と言われているかのようですね。
楽しさや面白さというのは自分で探していくものだといわんばかりの言葉たち。
私たちに一緒に楽しいことをしようと呼びかけるかのような、イマジネーションあふれる歌詞になっています。
人生を楽しむことができるかは、自分次第だと私たちに語りかけているかのようです。
過去を振り返るのではなく、未来の楽しいことを考えることで日々を乗り越えて行こう。
そんなメッセージにも感じられます。
当たり前や常識なんて気にしていてはいけないと、自分の可能性を信じたくなる楽曲です。

1000のバイオリン (デジタル・リマスター・バージョン)
The Blue Hearts
WM Japan
販売価格 ¥250(2017年10月12日10時45分時点の価格)
売上げランキング: 6023

THE BLUE HEARTSの名曲

ここからは、THE BLUE HEARTSの楽曲の中でも特にメッセージ性が強いものをご紹介していきます。

リアルな感情や言葉で歌われる歌詞の中に、あなたの心にグッとくるものがあるはずです!

青空