「Dead or Alive」のテーマは近未来。
MVではネオンで輝く街が映し出されメンバーの登場シーンも宇宙船のようなところから降りてきます。
皆さんもお気づきだと思いますが「BATTLE OF TOKYO」プロジェクトのテーマはパラレルワールドです。
今回のMVもバーチャルな世界で繰り広げられるためプロジェクトとリンクしています。
次のLDHを引っ張るグループが次の世代に向かって進んでいく様子を近未来と掛け合わせて表現していると考えられます。
このようなMVを見せられるとファンはおろか初めて見た人も応援したくなるのではないでしょうか。
両グループを引き立たせる名脇役|それは…
このMVには両グループのメンバーの他にも登場人物がいます。それは、バーチャルで作られた兵隊達。
実在する人物ではなく架空の人を登場させるという点でもテーマである近未来へのこだわりを感じます。
その上、メンバー以外をバーチャルにすることでそれぞれのグループを引き立たせる役割も担っています。
近未来をテーマにするとバーチャルな演出が先行するものです。
しかし、アクセントとして現実に近いものを登場させることでそれほど遠くない未来を感じさせてくれるでしょう。
LDHのMVは映像の作り込みが凄いですが、演出も素晴らしいのが魅力です。
裁判所を舞台に壮絶なバトルがスタート
一触即発ムードがドキドキさせること間違いなし!
さて、ここからはMVの内容に入っていきたいと思います。「Dead or Alive」の舞台は裁判所。
宇宙船のようなものに乗せられてやってきた両グループのメンバーが裁判所で対面し一触即発のムードに変わっていきます。
「THE RAMPAGE」「BALLISTIK BOYS」この2グループが目を合わせるシーンでドキドキすること間違いなしです!
なぜ裁判所が舞台に?
なぜ裁判所を舞台にしたのでしょうか。それはMVの2分16秒、3分10秒あたりに出てくるシーンで分かります。
映像では「BALLISTIK BOYS」のメンバーが「THE RAMPAGE」のアジトを襲撃するシーンが映ります。
その後、3分30秒の映像ではそれに憤慨した「THE RAMPAGE」のメンバーが「BALLISTIK BOYS」のアジトを襲撃。
つまり、両グループともそれぞれが大切にしていた場所を攻撃されたことが引き金となって裁判所へやってきたわけです。
組み立てがしっかりしているストーリーなので見ている人も理解しやすいですね。
両グループ迫力あるダンスパフォーマンス
両グループが拳ではなくダンスでぶつかる
「Dead or Alive」は両グループが対峙するMVですが拳と拳でぶつかっているわけではありません。
どちらもダンス&ボーカルグループであるダンスバトルが繰り広げられます。
そのダンスが迫力満載で見ていて驚かされるパフォーマンスばかり。
両グループとも素晴らしく非常に盛り上がる場面です。
グループの人数で比べると「THE RAMPAGE」より「BALLISTIK BOYS」の方が少数。
ところが、人数など関係ないほどパフォーマンスにパワーがあるのでどちらのグループも甲乙つけ難いシーンといえます。
激しいパフォーマンスはカメラワークも関係
圧巻のパフォーマンスを感じさせる技術としてカメラワークも関係しています。
ダンスシーンでは定点で止まって撮影しているだけではなく引いたり寄ったりして撮影。
そのように流動的にカメラを動かすことで、まるで近距離でダンスを見ているような感覚にさせられます。
そのため、パフォーマンスに迫力が生まれワクワクするのです。
ダンスシーンなので全体を撮影した方が足や手の動きがよく見えます。
しかし、あえてズーム・ダウンを繰り返すことで細かい動きは見えなくても迫力ある映像の撮影が可能。
携帯の画面だけではなく大きな画面でMVを見てもいいでしょう。
「THE RAMPAGE」「BALLISTIK BOYS」は今後も注目のグループ
「THE RAMPAGE」「BALLISTIK BOYS」どちらも歌だけではなくダンスを含めたパフォーマンスを見せてくれます。
また、そのレベルが非常に高くエンターテインメントとしてとても素晴らしいです。
EXILEや三代目J SOUL BROTHERSだけではなくJr.EXILEもぜひ注目してみてください。
LDHグループも数多くデビューしていますが、両グループは今後LDHを引っ張っていく存在になります。
「THE RAMPAGE」「BALLISTIK BOYS」今後も両グループの活躍に注目です。