いつも待ち伏せしてた
登校時刻の昇降口であなた見かけたら
ベッドに入っても特別だったの

今日が最後だから
あなたの後姿
目に焼き付ける
でもやっぱり足りなくて

出典: https://twitter.com/soratamtu619/status/579858299295703041

実際、後ろ姿を見ていただけではなく、待ち伏せしてまで先輩に会えるように努力していたことがわかる歌詞

そして、登校時間に会えた日はいつも寝るまで「特別」な気持ちだったという歌詞が甘酸っぱいですね。

しかし、これからはもうそうやって待ち伏せをすることすらできないと分かっているため、先輩の姿を目に焼き付けるのですが、それだけでは足りないのでした。

好きすぎて、声もかけられない、でも本当は話しかけたい。

「あたし」はどうなってしまうのでしょうか。

自分のように片思いしていた女の子が振られる姿...でも明日が来たら...

桜の木の下
背の低い女の子とあなた
聞こえてしまうあなたの突き放す言葉
ねえ先輩 あたしとあの子なにも違わないかなあ

出典: https://twitter.com/_SHISHAMO__bot/status/938502193711259648

卒業式終わったのに
私の恋は終わってくれない
今日が終わって明日が来たら
私とあなたをつなぐものはひとつもないよ

出典: https://twitter.com/kotobanotakara/status/937572754622054400

先輩に声をかけることもできない「あたし」の目の前で、「背の低い女の子」が告白します。

目が離せない「あたし」には先輩の「突き放す言葉」が聞こえてしまったのでした。

その「女の子」が振られるなら、「あたし」が告白しても、結果は見えていると分かってしまったことで、ますます声をかけることができなくなりますよね。

他の子の告白を目の当たりにしたことで、完全に気持ちを伝える勇気を失ったものの、

好きな気持ちをなくすこともできない「あたし」は、このまま先輩が卒業してしまったら、「つなぐものはひとつもない」ということに思い至ったのでした。

本当にこのままでいいのか?と揺れ動く「あたし」の心境に共感してしまいます。

先輩の駆け寄る先には...現実が待っていた

さよならのクラクションベル
あなたの駆け寄る先
年上のクールビューティー特別な人

出典: https://twitter.com/TAKAHIRO1396/status/708268300770279424

桜の木の下みんなと語り合うあなたが
あまりにもきれいで嫌に悲しかったのよ
ねえ先輩
私のことを決して忘れないでね

出典: https://twitter.com/SHISHAMO_LYRIC/status/936779106120642561

そうして想いを伝えるかどうかで心が揺れ動いているうちに、車の「クラクション」が鳴って、

先輩はそっちに駆け寄っていったのでした。

その駆け寄る先を見ると、「年上のクールビューティー」な女性の姿が。

その女性こそが、一目で先輩の「特別な人」と分かった「あたし」。

「あたし」の中で、失恋が決定的になった瞬間でした。

「ねえ先輩 私のことを決して忘れないでね」心の中でつぶやいた言葉はやっぱり誰にも届かないのでした。

おわりに

SHISHAMOの「さよならの季節」の歌詞を紹介しましたが、いかがでしたか?

声をかけることもできず、ずっと後ろ姿を見ているだけの片思いの歌詞が切なかったですね。

みなさんは、気持ちを伝えなかった後悔と、気持ちを伝えて振られてしまった時の後悔、どちらが辛いと思いますか?

きっとその場でのダメージが大きいのは気持ちを伝えて振られた時ですが、いつまでも長く引きずってしまうことになるのは、気持ちを伝えなかった後悔の方のような気がします。

片思いしている人は、自分に置き換えて考えてしまう歌詞かもしれませんね。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね