Candid Heart…
もし今 喧嘩していても
ちゃんと「好きよ」って言えるわ
出典: C-Girl/作詞:森雪之丞 作曲:Nobody
Candidは日本語でいうと「率直な」という意味です。
この言葉からわかることは、少なくとも主人公には「恋の駆け引き」という考えがないということ。
つまり、主人公は相手にぞっこんで心から好きなのです。
“C”の意味
C-C-C! 噂の C-C-Girl!
眩しさの破片
揺れてC-C-C! みつめてC-C-Girl!
ハートから抱いて!
出典: C-Girl/作詞:森雪之丞 作曲:Nobody
曲の題名にもある「C-Girl」。
このCは先ほど出てきた「Candid」のこと。
つまり率直な女の子というのが「C-Girl」という意味なのですね。
加えて、「Candid」には「遠慮が無い」や「ありのままの」という意味もあります。
このことから「C-Girl=天真爛漫で元気が良い女の子」という姿が浮かびあがってきそうです。
「噂の」という歌詞が、当時の浅香唯さんのイメージとも良くマッチしています。
なお、破片は「はへん」ではなく「かけら」と歌いますのでご注意ください。
そして「揺れて」や「みつめて」という仕草が、天真爛漫な様子を具体的に表しているのです。
最後の台詞も、素直な想いをストレートに伝えています。
「無邪気」ではない主人公
サングラスずらして
派手な水着 目で追う
そうよ ジェラシー
あなたの肩に光る爪立てた
出典: C-Girl/作詞:森雪之丞 作曲:Nobody
ここからは2番の歌詞になります。
この歌詞を読むと、どうやプールは貸し切りにはなっていないようです。
高級ホテルのプールかもしれませんね。
いずれにしても、主人公と相手以外にも遊びに来ているお客さんがいる状況。
相手は、視線に入る水着姿の女性に気をとられてしまいます。
そこを敏感に感じる主人公。
肩を揉むふりをしたのでしょうか、思いっきり爪を立てて肌に食い込ませます。
さみしがり屋?
Lonely Night…
涙を瓶に混ぜたから
妙に痛むでしょマニキュア
出典: C-Girl/作詞:森雪之丞 作曲:Nobody
それにしても、ちょっと目移りをした姿を見ただけで「孤独な夜」といってしまう主人公。
さみしがり屋で甘えん坊な面もありそうです。
立てた爪のマニキュアはどんな色だったのでしょうか。
いまどきなら「ネイル」というところですが、少し時代を感じる歌詞です。
やっぱり“C”な女の子
C-C-C! 内緒よ C-C-Girl!
きらめきの秘密
燃えてC-C-C!感じてC-C-Girl!
この夏の「素敵」
出典: C-Girl/作詞:森雪之丞 作曲:Nobody
ちょっとしたジェラシーを秘密にしたい主人公ですが、やはり好きな気持ちは隠せません。
「燃えて」や「感じて」という言葉の選び方に、主人公の積極的な性格がにじみ出ています。
そして、相手の態度にやきもきしつつも、夏を思いっきり楽しんでいる姿が描かれていました。