記念すべき1枚目のシングル!
2008年リリース
「はじまりの歌」は、2008年2月6日にリリースされた大橋卓弥の記念すべき1枚目のシングルです。
スキマスイッチとしての人気を博していたことはもちろんのこと、ポップでキャッチーなメロディーセンスに前向きな歌詞が絶妙にマッチしたこの楽曲は多くの人の心を掴みました。
このように楽曲が認められたことは、オリコン週間チャート最高3位という結果からも良く分かります。
また、この楽曲はスキマスイッチとしての流れも汲みながらも新たなバンドサウンドに挑戦し、そこにシンガーソングライターとしてのポテンシャルがしっかりと乗せられています。
まさに、ソロ活動の第一歩としては申し分ない1曲になったのではないでしょうか。
ユーキャンのキャンペーンソング!
また、この楽曲は資格試験講座のユーキャンの2008年キャンペーンソングに起用されました。
テレビCMでも頻繁に流れていたので、耳にしたことがある人も多いことでしょう。
そして、それによって多くの人の耳に触れる機会を得たことも、チャートインの後押しになったはずです。
さらに、この楽曲を機にソロとしてどんどんヒット作を輩出していきます。
それでは、次に「はじまりの歌」が収録されたアルバムについて紹介していきます。
アルバム「Drunk Monkeys」に収録!
アルバムバージョンで収録!
「はじまりの歌」は、2008年7月2日にリリースされた1枚目のアルバムである「Drunk Monkeys」の1曲目に収録されました。
このアルバムに収録されたバージョンは、シングルに収録されたバージョンと異なり、曲の最後が変わっています。
シングルとアルバムでまた違った味わいを楽しめるのはファンにとっては嬉しいことではないでしょうか。
また、シングル曲としては「ありがとう」や「SKY」も収録されています。
このように、「はじまりの歌」をきっかけに立て続けにヒット作を生み出し、その集大成としてこのアルバムが出来上がったことによって、大橋卓弥はソロ活動に対する自信やまた新しい経験値を得ることとなりました。
「ありがとう」も名曲!
そんな集大成のアルバムの中で、「はじまりの歌」と合わせてチェックしてもらいたいのが「ありがとう」です。
この楽曲は、親への感謝をまっすぐに歌った楽曲になっており、スキマスイッチとは完全に区別されたような曲の世界観は、1人のアーティストとして彼が成長したことを物語っているように感じます。
シングルとしては、2008年4月2日に2枚目のシングルとしてリリースされています。
また、オリコン週間チャートでは「はじまりの歌」に続き、3位を記録し、ソロとしても安定した人気を確立した渾身の1曲です。
さらに、NHKのドラマ「刑事の現場」の主題歌や母の日花キューピットコラボレーションキャンペーンソングなど数多くのタイアップも獲得しており、この曲が高く評価されたことも良く分かります。
超ポジティブな歌詞を解説!
思わず弾きたくなるコードも紹介!
CM7 C6 E7 Am AmonG Dsus4 D/
ど こへ続くの この先は なんだ
Dm7 Em7 F Gsus4 G
見慣れない道の上 ギターを抱えて立って いる
出典: はじまりの歌/作詞:大橋卓弥 作曲:大橋卓弥
まずは、導入部分です。
シンプルなコード進行の中に潜んでいる「C6」というコード。
このコードは、ポップスではあまり登場しないコードなので、初めて見る人も多いかもしれません。
その前のコードがCM7なので、Cに加えていた7度の音が全音下がる形になります。
この流れが結構オシャレなんですよね。
オシャレなコード進行から始まって王道のコードに繋いでいく形になっており、絶妙にポップスとオシャレ感をミックスしています。
そして、歌詞を見てみるとギターを携え、未来を見据える1人の人の姿がイメージできます。
これは、ソロとしてこの先どんな未来が待っているのか不安を抱えている大橋卓弥本人のことを表しているのではないでしょうか。