恥ずかしくたっていいじゃないか!

月へ誘うなんて冷静に考えたら普段はそんなセリフをおそらく言われないですし、言ったりもしません。

ですが、そんな突っ込みは野暮だ!と彼らは一蹴します。

なぜなら、実際に月に行けるかどうかなんてどうでもいいと彼らは考えている節があるから。

先ほど「後述します」と書いた部分です。

大事なのは、夜を心地よく過ごすこと。

今日までのことは忘れて、月へ行く想像ができるくらいに心を解放すること。

リスナーに寄り添って、優しく語りかけてくれているような気がしませんか。

君を月に誘う理由とは?

【to the moon/Yogee New Waves】歌詞の意味を徹底考察!君を月に誘う理由とはの画像

私たちの心は、彼らに誘われるがまま、彼らと一緒に月へと向かいます。

実際に月へたどり着けなくても、決して不可能なことではないと知っているから、今夜は心さえそこにたどり着ければよいのです。

君を月に誘うのは、東京という街で生きていくため

誰もがあくせくとしているこの街、東京で生きていくには、心をゆっくりと穏やかにする時間が必要です。

夜、月へと向かう夢想ができるくらいに心を解放していこうというメッセージが、本曲の主題であると考察します。 

これが「誘い」という形になっているは、リスナーに優しく寄り添いたいという彼らの想いの表れなのでしょう。

同じ空の下で生きている彼らが私たちと心を重ねてくれる、共感の想い

「to the moon」は、そんなLOVEに満ちた曲なのです。

「to the moon」はこんなときにおすすめ

寒い夜なら温かいココアを飲んだとき、暑い夜なら涼しい風が吹き抜けたとき、そんな心地良さが本曲にはあります。

肩の荷が重いなと感じたとき、なんだか心が疲れているなと感じたときに聴いてみてください。

自分を縛るものから自由になったら、あなたの心は彼らに誘われるがままきっと月へとたどり着けるはずです。

Yogee New Wavesの魅力

【to the moon/Yogee New Waves】歌詞の意味を徹底考察!君を月に誘う理由とはの画像

ここまでが「to the moon」の歌詞考察です。

ちなみに本曲はドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」の主題歌として起用されていましたね。

Yogee New Waveを今まで知らなかった人にも、幅広くその名を知られるきっかけになったのではないでしょうか。

共感的で優しい歌詞とスタイリッシュなサウンド

Yogee New Wavesの魅力は、本曲に限らず、リスナーに優しく寄り添ってくれる気持ちに尽きます。

押しつけでなく、突き放すこともなく、ただそっとそばにいてくれるような距離感。

ときどき現れる、思わずクスッとなる言葉遊びのような印象的なフレーズ。

そして、どこかノスタルジックでメロウなサウンドが、Yogee New Wavesの真骨頂、唯一無二の魅力です。

おすすめ記事のご紹介

OTOTAKEでは、本曲以外にもYogee New Wavesに関する記事を公開しています。

ぜひあわせてご覧ください。

まずは「モヤモヤさまぁ〜ず2」のエンディングテーマとして起用された「Like Sixteen Candles」。

「to the moon」が「夜」なら、さしずめこの曲は「夕暮れどき」といったところでしょうか。

この曲も同じようにリスナーへ向けたメッセージが込められているところが、Yogee New Wavesらしいです。

現代版にアップデートされたシティ・ポップ・サウンドを奏でるバンド「Yogee New Waves」。今回は、彼らの『Like Sixteen Candles』の歌詞やコードなどを徹底紹介します。

2つ目は、ポカリスエットとのコラボで一躍有名となったダンスチューン、「CAN OU FEEL IT」。

ここで「to the moon」とはまた一味違うテイストの曲を持ってくると興味を持ってくれるかと思い、ご紹介してみました。

青春というまぶしさに満ちあふれた、まさにを感じさせるテイストの曲です。

結成して5年、勢いを増しているYogee New Waves。彼らの新曲「CAN YOU FEEL IT」はポカリスエットとコラボした爽やかなダンスチューンです!清涼感溢れるMVを見逃すな!

最後にご紹介したいのが、Yogee New Wavesが2018年にメジャーデビューしてからの軌跡を追ったまとめ記事です。

今回の記事に登場した「シティ・ポップ」というジャンルについても触れています。

2年近くでここまでの支持を得るに至った彼らのこれまでの変遷を、楽しみながら読んでくださると嬉しいです。