以前とはまた違う歌唱表現にも注目
最後の亀田氏とのやり取りが、良いレコーディングになったことを物語っていて笑みがこぼれますね。
壮大になったサウンドはもちろん、それに後押しされた歌唱にも注目です。
サビなど、以前よりも声色が高ぶる様子が顕著に表れているのではないでしょうか。
そしてこのバージョンでももちろん口笛タイムは健在。
以前よりも場違い感が格段に増し、良い味を出しています。(笑)
楽曲が終わったと見せかけて、もう一度演奏が始まるラストもこのバージョンならでは。
曲の余韻に大きく貢献していますね。
シュールな歌詞の真意やいかに?
肩幅が広いと得することがたくさん!
肩幅が広い人のほうが肩幅が狭い人よりも発言に説得力が増す
肩幅が広い人のほうが肩幅が狭い人よりもみんなから支持される
肩幅が広い人のほうが肩幅が狭い人よりも発言に説得力が増す
肩幅が広くなったらもっと自分に自信を持って想いを伝えられたかな
出典: 肩 have a good day/作詞:こやまたくや 作曲:こやまたくや
歌い出しからいきなり「本当にそうか?」と疑わしい歌詞の連続ですね。
肩幅が広いというのは単純に体が大きいということですよね。
大柄な人の方が確かに言葉の迫力はありそうです。
そして大きい人は優しくて守ってくれそう…みたいな勝手なイメージも。
人が集まってくるとすればそんな印象からでしょうか。
もちろん大きい人でもそうでない人はたくさんいます。
この歌のモデルになったおはぎさんがそういう人だったのでしょうね。
君の肩幅は僕の2人分 説得力2倍だね
この辺は僕の偏見だけど 肩幅の広い人の方が収入多い
肩 have a good day 肩 have a good day 肩 have a good day
肩 have a good day 肩 have a good day 肩 have a good day
出典: 肩 have a good day/作詞:こやまたくや 作曲:こやまたくや
どうやら肩幅が倍になると説得力も倍になるんだそうです。
何をもって数値化しているのでしょうか。
収入が多いというのは、おはぎさんがたくさん奢ってくれたとかそんな理由からでしょうね。
同じ言葉を並べただけのサビもなんとも潔いです。
しかしデメリットもある
でもね肩幅が広すぎるとときたまに
自分の肩幅感がどんどんどんどん分からなくなってゆく
自動ドア、前からくる人、エレベーター、細い道
何にでもぶつかる そんな夜もある
肩 have a nice day 肩 have a nice day 肩 have a nice day
肩 have a nice day 肩 have a nice day 肩 have a nice day
出典: 肩 have a good day/作詞:こやまたくや 作曲:こやまたくや
ここに来て肩幅が広いことのデメリットが登場。
それは物や人にぶつかってしまうこと。
そこまで肩幅が広いという人も稀なので、なかなか理解に苦しむ悩みですね。
「そんな夜もある」という気取った言い回しもクスっと笑ってしまいます。
夜ごと悩むようなことではないでしょうに。(笑)
結局はないものねだり
君の肩幅は君のもの
僕の肩幅は そう 僕のもの
人はそれぞれ違う肩幅で
称え合ってともに過ごしていくんだ
2人 肩幅は違うけど
歩幅だけはずっと合わせていこう
これまでもそう これからもそう
一歩一歩 前へ進んでいこう
出典: 肩 have a good day/作詞:こやまたくや 作曲:こやまたくや
ここに来て自分の肩幅が狭いことを受け入れた主人公。
そう、肩幅が広くても狭くても、それぞれに良いところがきっとあります。
結局はないものねだり。
広い人からすれば、狭い人だって十分魅力的に映るんです。
お互いを認め合うことの大切さが描かれていますね。
…肩幅基準なのは謎ですが。