コブクロの人気アルバムは？ライブで盛り上がるシングル・テレビドラマ主題歌多数収録！

コブクロの楽曲は、作詞作曲の両方を小渕さんが担当していることがほとんどです。

黒田さんが作詞作曲を担当しているものもありますが、その数は多くありません。

小渕さんが作詞、黒田さんが作曲、という場合や、作詞作曲を2人で手がけた「共作」という形はあります。

しかしこのアルバムの「風の中を」という曲では、黒田さんが作詞、小渕さんが作曲という、結成9年目にして初めての試みがなされています。

黒田さんの描く歌詞の世界は、今まで耳にしてきた小渕さんの歌詞の世界とはまた違った魅力があります。

「もうひとつのコブクロの顔」を見せてくれるこのアルバムは、「いつもとはちょっと違うコブクロを聴きたい」という人にオススメです。

「NAMELESS WORLD」は、2005年12月21日にリリースされました。

コブクロにとって通算5枚目のオリジナルアルバムです。

「ここにしか咲かない花」や「桜」などのヒット曲が収録されたこのアルバムで、コブクロは自身初のオリコンチャート1位を獲得。

アルバムはミリオンセラーになりました。

初回限定盤にはショートムービーを収録したDVDが付いています。

2曲目の「桜」はフジテレビ系ドラマ「N’s あおい」主題歌、10曲目の「Starting Line」は全国高校サッカー選手権大会のテーマソングに起用されました。

1曲目の「Flag」ではギターケースを開ける音、12曲目の「同じ窓から見てた空」ではギターケースを閉める音が効果音として使われていて、まるでストリートで演奏しているかのような「物語」を感じることができます。

コブクロはもともと、別々に路上ライブをしていた2人が出会って結成されたユニットです。

このアルバムでは、1曲目と12曲目にギターケースを開け閉めする効果音が使われていて、ストリート・ミュージシャン時代のコブクロを聴き手に想像させる構成になっています。

また、インディーズの頃から人気があった「桜」が、メジャーデビュー後に初めて収録されたアルバムということもあり、コブクロの原点が感じられる作品です。

「コブクロのことをもっと深く知りたい！」という人には、このアルバムが断然オススメです。

オリコンの売上ランキングを元に、コブクロの人気アルバム上位3位までをご紹介しました。

売上ランキングで1位だった「ALL SINGLES BEST」を入門編とするなら、「5296」は中級編、「NAMELESS WORLD」は上級編といったところでしょうか。

今回ご紹介したアルバムには、ライブで盛り上がる曲やドラマの主題歌などが多数収録されています。

少しでも気になった曲があったら、ぜひ聴いてみてくださいね！