色々不可解な点がある主人公の物語。
欅坂46の他の楽曲に登場する「僕」とは随分雰囲気が違います。
そこで、こんなストーリーを妄想してみました。
- 実は、主人公の正体は某機関のエージェントで、かりそめの恋を演じる必要があった。
- 主人公は任務の一環として、相手に接触したが、そのうち本気に。
- しかし、組織から非情にも、作戦の終了と帰還の命令がくだされる。
- 主人公は自らの身分を明かすことも、理由を告げることできず、相手と別れなければいけない。
- 当然、「自分と添い遂げてほしい」とは、絶対に言えない。
- 真相を明かせば相手の身に危険が及ぶ、しかし相手は「それでも良い」ときっと言うだろう。
- だから、自分はどんなに悲しくても、突然姿を消すのが最善の選択なのだ。
筆者としては、意外としっくりきていますがいかがでしょうか?
おそらくですが、この主人公は男性。
ある意味身勝手な男性の独白を読んだメンバーはどのように感じたのか。
そして、振り付けを担当されたTAKAHIROさんは、どう解釈をしたのか。
いつか、話を伺ってみたいです。
あらためて、基本情報
上村莉菜、尾関梨香、長沢菜々香、渡辺梨加
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/黒い羊#ごめんね_クリスマス
MV
また「黒い羊」のCDでは、Type-DにMVフルバージョンが収録されています。
このMVの舞台は、かつての九龍城をイメージしたような、雑然とした建物の内部。
先程書いた妄想ストーリーも、あながち間違っていないのかもしれません。
そして、ユニットメンバーの表情が儚く切ないですね。
個人的な見どころポイントは、2番のBメロを歌う渡辺梨加さん。
フルバージョンで見ていただきたいと思います。
台詞とレチタティーヴォ
クリスマスという特別感
さて、この楽曲、リリースされたのが2019年2月ということでファンの間で話題になりました。
つまり「なぜ今頃クリスマス?」となったのです。
2月であれば「ごめんね バレンタイン」でも良かったかもしれません。
噂では「黒い羊」のリリースが遅れたからと言われたりもしていますが、真相は不明です。
ただ、やはり「クリスマス」という日には特別感があります。
例として、渡辺美里さんの「Oh!ダーリン」にある次の歌詞をご覧ください。
バレンタインよりも バースデイよりも
クリスマス大事よ
出典: Oh! ダーリン/作詞:渡辺美里 作曲:渡辺美里
キリスト教的な意味はほとんどありませんが、クリスマスを大切にする日本人のメンタリティー。
独特の宗教観すら感じます。
ちなみに、辛島美登里さんの「サイレント・イヴ」は主人公の相手の立場のような歌詞。
やはり、クリスマスというのは、恋人達にとってはとても重要な日のようです。
というわけで、以上「ごめんね クリスマス」の歌詞解説をお送りしました。
お読みくださいましてありがとうございます。
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