【FAKESHOW/Da-iCE】CG無しのMVが凄い！世間の嘘へ皮肉を込めた歌詞とは？CD情報あり

そんな疑問だらけの世の中を生きていく上で、一体、何を信じていけばいいのか疑心暗鬼になっている様子が描かれています。

そして、気になるのは最後の「灰色に変わるこの Rhapsody」という歌詞です。

自由であり、本当のことを歌うのが音楽であるべきです。

その中には、嘘を含んではいけないはずです。

しかし、こんな世の中だと音楽さえも嘘に聴こえてしまうのではないかという危惧が表現されています。

これは、作詞を担当している大柴広己氏独自の感性によるものではないでしょうか。

彼は、旅するシンガーソングライターであり、全国を旅しながら音楽を届けるスタイルを確立し、その第一線をひた走り続けています。

だからこそ、その活動の中で得たもの、また、音楽シーンへの想いのようなものも歌詞に自然に投影されているのではないでしょうか。

そして、サビに入っていきます。

何を信じればいいのか分からないこの世の中では、どれだけ真実に迫ったとしても全てが嘘に見えてしまうし、嘘に聞こえてしまうのではないでしょうか。

それを、煙に巻かれていく様子に例え、真実を手に掴むのは難しいということを表現しています。

そして、2番に入っていきます。

物語はまた一変し、男女の関係を揶揄するような歌詞に入っていきます。

ここ数年、世間では不倫報道が数多く報道されています。

そんな不倫をイメージさせるようなフレーズが、ここの歌詞には散りばめられています。

どれだけ言葉や行動で隠そうとしても、香りや雰囲気で普段と違った行動を取ったことは分かるものです。

そうやって嘘を盾に好き勝手するのは自由かもしれませんが、嘘はいつかバレてしまうし、それ隠し通そうとするその卑しい心を皮肉るような歌詞になっています。

そして、そんな嘘にまみれた世界をこの歌で皮肉ることで、そんな世の中に終止符を打ち、真実に目を向けさせていくきっかけになるようにという想いが込められたような歌詞へ繋がっていきます。

そして、2番のサビです。

嘘にまみれたこの世界の中で、「じゃあ、あなたはどんな風に生きていく？」と問いかけているような想いのこもった歌詞になっています。

そして、最後はこれまでのサビに出てきたフレーズを繰り返します。

そうすることで、世の中の嘘に対するこれまでの葛藤や皮肉、問いかけなどを、その想いをさらに強め、締めくくっていきます。

いかがでしたか？

「FAKESHOW」の歌詞は、このように世間の嘘に対する皮肉をたっぷり込めることで、真実へ目を向けさせるような歌詞になっていました。

サウンドだけでなく、切れ味の良い歌詞がとても魅力的ですね！

最後に紹介するのは、「FAKESHOW」のCD情報についてです。

まず、「FAKESHOW」は4タイプでリリースされています。

そのうち、初回プレス限定ですが通常盤・初回盤には共通で、握手会への参加券が特典として封入されています。

この握手会は、埼玉・愛知・大阪の3会場で行なわれるリリース記念ミニライブの終演後に行なわれます。

2018年6月4日現在、愛知と大阪での握手会が残っているので、ファンはとても楽しみですね！

それでは、4タイプのCDをそれぞれ紹介していきます。

まず紹介するのは、初回限定盤Aです。

こちらには、特典としてDVDが付属しており、前述したMVと撮影時のオフショットやメイキング映像がふんだんに収録されています。

そして、初回限定盤Bです。

こちらには、特典としてDVDが付属しており、東京体育館で行われた「AAA NEW YEAR PARTY 2018」のパフォーマンスの模様が全10曲もライブ映像として収録されています。

また、初回盤はA・B共通で、CDには以下の楽曲が収録されています。