では、歌詞がどのようなものなのかを紹介していきます。

前述したように「Run Devil Run」はクールな歌詞で話題になりました。

男性に対する女性のリアルな気持ちを表現しています。

そういった意味でも、男性必聴です。

哀れみ

後がないpity,my bad boy 見事な手口ね
愛なら興味本位 恋なら火遊び
なんでもそうじゃん 口だけじゃん
ノン devil devil ノン ノン

出典: Run Devil Run/作詞:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM 作曲:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM

“pity”という単語には「哀れみ」や「同情」、「気の毒な事」のような意味になります。

そして“bad boy”は、英語圏の国では「悪ガキ」という蔑むような気持が込めて使うようです。

これらを考えると、男性に次はない様子で、女性が少し上から見下ろしているような感じでしょうか。

キライな香り

誰から?焦るワンコール 隠したつもりの
私がキライなPerfume 挙動不審でアウト
治らない病気ね お気の毒に サヨナラ
こっちだってバカじゃないわ

出典: Run Devil Run/作詞:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM 作曲:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM

男性の疚しいところ、そしてそれに気づいている女性の様子が描かれています。

Perfume”という単語には「香り」や「香料」といった意味があります。

つまりこれを踏まえると、「他の女性の匂いが男性についてしまっている」ということになります。

他の女性からの着信、そして体に付いてしまっている匂い。

男性がこれらを「隠したい」という気持ちとは裏腹に、女性は気づいている様子ではないでしょうか。。

そして“治らない病気”という言葉を見ると、男性は1回だけでなく、何度か繰り返しているようですね。

これらのことから“サヨナラ”、つまり「別れの決断」をしたように見えます。

手遅れ

You better run run run run run
あなたオワリなんじゃない
かなり手遅れなんじゃない Hey
ウソっぽいアリバイがイタくて もういいってば

出典: Run Devil Run/作詞:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM 作曲:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM

女性が男性の元から立ち去る様子を感じます。

おそらく、男性は毎回のように言い訳をしているんでしょうね。

しかしその時にはもう“手遅れ”、あきれて女性は去っていきます

付き合いが続いていると、危機は感じてもあまり重くは捉えないのかもしれません。

立ち去られることでやっとその時、事の重大さに気付けるものです。

限界

You better run run run run run
革命的制裁で Run Devil Devil Run Run
気付かないフリなんて これ以上無理でしょ
欲張り no super playboy いい加減もうアウト

出典: Run Devil Run/作詞:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM 作曲:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM

続けて男性の印象を描いています。

“欲張り”や“super playboy”といった単語。

これらの単語を続けて使うことで、男性のマイナスの印象が強く表現されていますね。

人間の性格というものは、そう簡単に変えられるものではないです。

だからこそ恋愛では、自分なりに見切りをつけることが大事なのかもしれません。

歌詞からは「今まで耐えられていたけど、もう限界」そんな女性の気持ちがうかがえます。

これは彼女の見切った瞬間とも言えるのではないでしょうか。

革命的制裁

You better run run run run run
革命的制裁で Run Devil Devil Run Run
私の愛も限界よ Run Devil Devil Run Run

出典: Run Devil Run/作詞:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM 作曲:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM

この歌詞は曲の最後でも使われています。

これまで男性が積み重ねてきたことに、女性が限界の様子。

歌詞では彼氏に対する印象や、これまでの彼氏が積み重ねてきたことを表現するような言葉が登場してきてます。

それは決して良い意味ではなく。

もしかするとこれは、男性に対する女性の苛つきのようなものを表現しようとしているのかもしれませんね。

そしてその言葉も、歌詞の終わりに近づいていくにつれ、関係の終わりを感じさせるものになっていきます。

それがこの歌詞では“限界”という言葉。

きっと愛する気持ちが負けてしまうほどの限界を迎えたのでしょう。

呆れた

ねえ少しの浮気なら 男だから仕方ないって
そんな無茶な本音を分かれなんてありえない
悲しい寂しいも通り越してガッカリ

出典: Run Devil Run/作詞:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM 作曲:ALEX JAMES/MICHAEL BUSBEE/KALLE ENGSTROM